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基礎知識

OBは2ペナ、池は1ペナ?初心者が勘違いしやすいスコアの数え方

2021/06/25

OBは2ペナ、池は1ペナ?初心者が勘違いしやすいスコアの数え方
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見える場所にボールを打って前に進んでいけば、打った分だけ数えればいいのがゴルフのスコア。しかし、そう上手くいかないのがゴルフの難しいところ。 狙ってもいないのに、OBゾーンに飛んでいってしまったり、池に落ちてしまったり……1ラウンド中、そんなことが何度もあるという人もいますよね。 その時のスコア、きちんと数えられていますか? 今回は、初心者が勘違いしやすい、OBや池にボールが入った場合のスコアの数え方についてご紹介します。

OB(アウトオブバウンズ)

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ボールが、コースの定めるOB(アウトオブバウンズ)ゾーンに入ってしまった時、取れる処置は2つです。

1つ目は、1打罰を加えて、直前に打った場所から暫定球を打つ方法。

ティーショットがOBだった場合、1打罰を加え、次打が3打目となります。

2つ目は、2打罰を加えて、救済エリアを確定し、ドロップしてプレーを再開する方法です。

まず、ボールがOBの境界線を横切ったと推定されるA地点と、そこからホールに近づかない、一番近いフェアウェイとラフの境目B地点を決めます。

A地点と、B地点から2クラブレングス以内のホールに近づかない範囲のことを、救済エリアとして確定させ、そこからプレー再開です。

(画像はJGA『2019ゴルフ規則のオフィシャルガイド』より引用)

ただし、2つ目の方法は、プライベートラウンドのみに適用されるローカルルールで、正式な競技会などでは適用されない場合もあるため、事前に確認しましょう。

また、ティーショットがOBの場合、「プレイング4」がローカルルールで設定されている場合は、速やかにプレイング4用の特設ティーに移動し、そこで4打目からプレーを再開させます。

イエロー・ペナルティエリア

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コースには黃杭で囲われた範囲と、赤杭で囲われた範囲があり、黃杭の範囲をイエロー・ペナルティエリア赤杭の範囲をレッド・ペナルティエリアと言います。

以前はウォーターハザード、ラテラルウォーターハザードという名称で池やクリークなどの周辺を指していましたが、2019年のルール変更により、名称が変更されました。

ペナルティエリアにボールが入ってしまった時、まず、その場所から打てるかどうかを判断します。打てそうな場合は、無罰でそのまま打つことができますが、打てなければ、1打罰で救済を受けます。

イエロー・ペナルティエリアの救済の選択肢としては、2つあります。1つが、直前の場所から打ち直しをする方法。ティーショットがペナルティエリアに入った時は、ティーアップすることも可能です。

(画像はJGA『2019ゴルフ規則のオフィシャルガイド』より引用)

もう1つは、ボールがペナルティエリアを横切って入った点と、ピンを結んだ後方延長線上に基点を設定し、そこから1クラブレングス内にドロップをする、という方法です。

こちらの方法であれば、ピンとの後方延長線上はどれだけ下がっても構いません。

レッド・ペナルティエリア

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ボールがレッド・ペナルティエリアに入ってしまった時は、イエロー・ペナルティエリアの処置に加え、境界線を横切った地点から、2クラブレングス以内の、ホールに近づかない場所にドロップし、1打罰でプレーを再開することができます。

(画像はJGA『2019ゴルフ規則のオフィシャルガイド』より引用)

なお、救済エリアは、ペナルティエリアの外に設定する必要があります。

ロストボール

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ボールがペナルティエリアの方向に飛んでいったのはわかったけれど、同伴者やキャディさんが、ペナルティエリア内にボールが入った事実を目撃したわけでもなく、水紋が広がるなど、確実に入ったという証拠がない……。

このような時は、ペナルティエリアに入ったという合理的な状況証拠がないことから、ロストボール扱いになります。

ロストボールとなると、なくなってしまったボールを最後にプレーした場所に戻り、1打罰で打ち直しをする方法が取られます。

また、ロストボールでもOBと同じく、2打罰を加え、前進するローカルルールが適用されますので、OBと同じ処置と覚えておくと良いでしょう。

打ち直しなら1打罰、前進するなら2打罰と覚えておきましょう。

救済を受ける場合のボールのドロップ方法

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救済を受ける場合に、ボールをドロップするとお伝えしてきましたが、ドロップの方法もルールで定められています。

ボールを指で持ち、膝の高さから救済エリアに落とします。

傾斜などでボールが転がってしまうこともありますが、ボールが止まった場所が、救済エリア内であれば、そこからプレーが再開です。

救済エリアから出てしまった場合は再度ドロップを行いますが、2度目も救済エリアからボールが出てしまった時は、2度目のドロップで、最初にボールが落ちた場所にボールをプレースします。

無効のドロップをしたにもかかわらずプレーを再開してしまうと、救済エリア内からのプレーの場合は1打罰、救済エリア外からのプレーの場合は2打罰が加算されるので、注意しましょう。

スコアは簡単に考えて数えよう

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ご紹介したペナルティの付け方や処置に、少し難しいなと思ってしまった人もいると思います。

けれど、処置の方法については頑張って覚えてもらうとして、スコアに関してはもっと簡単に考えることで、数えやすくなります。

基本的には1打罰と覚えておき、OBやロストボールで前進する時のみ2打罰。

このような覚え方をしておけば、自分がボールを打った回数を数え、後から罰の数を足すだけで、正しいスコアが数えられます。

ラウンド経験を積み、同伴者に教えてもらいながら正しくカウントをしていくことで、自然と覚えられると思いますので、あまり心配せずにゴルフを楽しみましょう。

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