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ゴルフは自宅で上手くなれ!簡単お手軽な練習方法を紹介!

2021/04/26

ゴルフは自宅で上手くなれ!簡単お手軽な練習方法を紹介!
iStock.com/WichienTep

ゴルフの練習は日々の積み重ねが大切だとはわかっていても、なかなか練習場へ通えないというゴルファーも多いのではないでしょうか。

休日に家族の目を気にしながら、ゴルフ練習場へ通い続けることは簡単ではありません。

また、たとえ独身でも頻繁にゴルフ練習場へ通うことは、経済的にも現実的ではありませんよね。

しかし、ゴルフの練習は練習場でなければできないわけではありません。自宅でできる練習方法だってものすごくたくさんあるのです。

そこでここでは、自宅で簡単&お手軽に練習できる、ゴルフの練習方法をお届けします!

自宅でゴルフ上達! ショット練習

自宅でゴルフを練習するには、屋外でなければできないと思っている方はいませんか?

たしかに屋外で思いっ切り打てるスペースや練習ネットがあれば一番ですが、それだけではありません。屋内の一室でできるショット練習を見ていきたいと思います。

スポンジボールでハーフショット

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あなたの家にも、フルスイングは無理でもハーフショットくらいならスイングできる部屋があるのではないでしょうか。また、本物のゴルフボールを打つのは無理でも、スポンジボールなら壁に当てたって何の問題もありません。

そこで、スポンジボールをハーフショットする練習で、ゴルフのショット練習を行いましょう。むしろ、練習場へ行くとフルスイングの練習ばかりという方にとっては、大きくスイングができない室内でのハーフショット練習こそ重要です。

用意するものはショットマットとゴルフ練習用のスポンジボール、ハーフショットができるお部屋の3つだけ。

ハーフショットでしっかりとスイングの基本を作れる、おすすめの練習方法です。

座布団やクッションめがけてショット練習

座布団やクッションを目がけての、小さなショット練習も可能です。座布団などを立てかけておいて、ミスショットをした時のための保護をしておけば簡易的なショット練習場の完成です。

もちろん大きなスイングはできませんが、小さなスイングでボールをしっかりインパクトさせる練習はこれでも十分。

必要になるのはショットマットとゴルフボール、あとは的の代わりになる座布団やクッションと、ミスショット対策のネットや毛布などです。

ボールが落ちた時に直接ボールが床の上に落ちないように、的となる部分以外もしっかりと毛布や布団で守っておきましょう。

自宅でゴルフ上達! スイング練習

自宅で実際にボールを打つのが難しい環境ならば、ボールを打たない練習でゴルフのスイングをじっくりと作っていくのがおすすめです。

ボールを打たないからこそわかるスイングの修正点などを、自宅で確認していきましょう。

定番! 庭でできる素振り練習

ゴルフの自宅練習の定番と言えば素振りではないでしょうか。

例えばレッスンに通っていて、スイングを固めるための練習や、純粋にスイングスピードを上げるための練習も、素振りで十分できますよね。

ボールを打たないからこそ、スイングのチェックだけに集中できることが最大のメリットです。

スイング改造中という方やスイングを固めているという方にとっては、実際にボールを打つよりも有意義な練習となる場合もあります。

鏡や動画でスイングチェック! スローモーションスイング

スローモーションでスイングをしていく練習も、おすすめしたい練習の1つ。

早く強く素振りをしていくと、自分でも動きが確認できないポイントが出てきます。それがゆっくりとスローモーションでスイングをしていけば、自分のスイングがどこでどんな動きをしているのかが一目瞭然。

動きながら自分の動作が確認できる鏡などが用意できればベストですが、後から見返して日々の記録として確認ができる動画撮影も有効です。

自宅でゴルフ上達! アプローチ練習

iStock.com/South_agency
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アベレージゴルファーがスコアを大きく縮められる可能性があるのがアプローチです。アプローチ練習場を自宅の庭に芝を貼って作る方もいますが、そんなことができる方は少数派。

ならば自宅でお手軽にアプローチが上達できる練習を続けていきましょう。

壁に向かってスポンジボールアプローチ

スポンジボールは、室内でも手軽にボールが打てるとっても便利な練習器具です。

アプローチ練習でも非常に使いやすい練習器具で、壁に直接打ってしまっても大丈夫です。しかもボールの高さや強さの調整も弾道に現れますので、より実戦に近いアプローチ練習ができると言えます。

壁に印をつけておいて、ボールの高さや強さのバリエーションを増やして練習できると、ラウンドでのアプローチの引き出しにつながります。

パターマットを使って1ヤードアプローチ

パター練習用として持っている方も少なくないパターマットは、アプローチ練習にも使えます。

方法は非常に簡単で、いつもパッティングで狙っているカップをウェッジで狙うだけ。

ゴルフの練習で非常に有効な1ヤードのアプローチ練習は、パターマットがあればできます。ボールをどこに落とすのかを決めてから打つのが、このパターマットを使ったアプローチ練習のコツです。

もちろん、トップしたりダフったりした時のために毛布や布団も用意してくださいね。

自宅でゴルフ上達! パター練習

iStock.com/ayaka_photo
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アプローチとともに、アベレージゴルファーがスコアアップを狙えるポイントがパッティングです。

パッティングは自宅でできるゴルフの練習としては定番ですが、ただただカップインをさせるだけが練習ではありません。

いろいろなパター練習のバリエーションを紹介していきたいと思います。

パターマットでカップインに強弱を付ける練習

パターマットでカップインを狙う時におすすめの練習方法です。

強気でカップの反対側に「ドン!」とぶつけて入れるパッティングをしたら、次は最後の一転がりで「コロン!」と入れるようにパッティングをしてみてください。

パターの強さを変えて打つことで、距離感が研ぎ澄まされるようになります。

常に同じ距離、同じ強さで打っているだけでは養われない感覚が、自分の感覚として身に付いてくれるでしょう。

パッティングでチキンレース

カーペットなどが敷いてある室内で有効なのがこちらの「チキンレース」。

例えば、壁やカーペットの端に向かってパッティングをして、よりギリギリで止めるように狙ってパット練習をしてみてください。

カーペットなどで距離感を変えるには、絶妙な力加減が必要となります。この力加減を養うためにものすごく有効な練習方法です。

コインにヘッドが当たらないようにパッティング

パッティングでは、緩やかなアッパー軌道で芯に当てることが理想です。

この軌道が身に付く、コインを使った簡単な練習方法をご紹介します。やり方は、ボールの後ろにコインを1枚置くだけ。そして、コインにパターヘッドが当たらないようにパッティングします。

パターヘッドの上下のズレをなくすための練習で、パターの芯でしっかりとらえられるようになる効果が期待できます。

パターでもダフることがありますので、こうしたパターのダフりに悩むゴルファーにとってはうってつけの練習方法となるでしょう。

効果的で人気のゴルフ練習グッズを紹介

ゴルフでは様々な練習器具が販売されています。前述のように、パターマットがあればパッティングやアプローチの練習ができますが、ここでは、それ以外の練習器具の中でも効果的で人気のある練習グッズを紹介していきたいと思います。

効果や使い方なども合わせて確認していきましょう。

自宅練習の効果倍増!? バランスディスク

自宅練習のお供におすすめしたいのがバランスディスクです。

アプローチや素振り、パッティング練習などあらゆる練習を、このバランスディスクの上に乗ってやってみてください。

ゴルフスイングはバランスが命です。不安定なバランスディスクに乗ってみると、自分がいかに不安定な動きをしているのか実感できます。

ここでは、バランスディスクの上でムダなく、安定した練習ができるようになることが目標です。

バランスディスクは体重を乗せる位置や、左右の股関節への体重の移し方など、たくさんの感覚を養えるおすすめの練習器具になります。

また、バランス感覚だけでなく、自然と体幹も鍛えられる、一石二鳥の練習方法です。

スイングスピードを速く! スイング用スティック

ゴルフの飛距離に直結するスイングスピードを上げるためのスイング用スティックもおすすめです。

ゴルフクラブよりも柔らかいシャフトで、ヘッドを走らせるタイミングや感覚が体感できます。

この感覚がつかめれば、インパクト周辺でのヘッドスピード向上も期待できます。

また柔らかくしなるスティックは、トップからの切り返しのタイミングを矯正するのにも適しています。ゴルフスイング全体のスキルアップにもつながるスイング用スティックをぜひ自宅練習のお供にしてみてはいかがでしょうか。

アプローチ練習の決定版! アプローチターゲット

淡々とアプローチ練習をするよりも、目標があると練習効率や集中力が高くなります。アプローチの練習効率が高まるアプローチターゲットは、おすすめ練習器具の1つです。

室内にも簡単に設置ができ、コンパクトに収納できることもうれしいポイントです。

テレビを観ながらなど、気軽に練習できます。

ちょっと大がかり!? 自宅の庭に練習ネットを設置してみよう

iStock.com/FatCamera
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自宅に大きな庭があるという方は、自宅の庭に練習ネットの設置を考えてみてはいかがでしょうか。

住宅の状況やスペースの問題などがクリアできている方限定になってしまいますが、練習用ネットが設置できればゴルフの練習環境が大きく変わります!

テントのように簡単設置! ゴルフ練習用ネット

ゴルフの練習ネットの中でも、簡易的なテントのように設置できるタイプのネットがあります。

組み立ても簡単で、ネットも非常に軽いため、シニアゴルファーやレディースゴルファーでも簡単に設営できます。

安く自宅の庭に練習ネットを設置したい、という方には簡易的なゴルフ練習用ネットがおすすめです。

大型の本格的な練習ネットは自宅練習にベスト

自宅にいながらにして本格的なショット練習がしたい、というゴルファーはこちらの大型ネットがおすすめです。

簡易的で小さめのゴルフネットでは打ちにくかった、ドライバーやウェッジなども大型ネットなら大丈夫。

少々お値段は高くなりますが、練習場へ通って使う金額を考えると高いコストパフォーマンスでゴルフの練習ができるようになります。

ゴルフ練習ネットをDIY!? 手間をかければ練習用ネットが安く作れる

思う存分ゴルフの練習が自宅でできる練習ネット。しかし大型で本格的な練習ネットを購入すると、平均して5万円前後かかってしまう計算になります。

「少しでも費用を安く抑えたい!」というゴルファーには練習用ネットのDIYがおすすめです。

材料はすべてホームセンターで揃いますので、鉄パイプなどの枠とそれを覆うネット、締め付ける紐を購入すればDIYが可能!

DIYが得意な方で、練習の費用を少しでも安くしたいという方は、ぜひゴルフ練習用ネットの自作に挑戦してみてはいかがでしょうか。

スイング解析も自宅でできる時代! 家庭用ゴルフシミュレーター

iStock.com/kokouu
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自宅にゴルフ練習用ネットが設置できた方の中でもさらに高みを目指す方には、家庭用ゴルフシミュレーターを導入する、という選択肢もあります。

家庭用ゴルフシミュレーターは、シミュレーションラウンドが楽しめるだけでなく、スイングの解析や弾道の測定など、ゴルフをよりロジカルに楽しめるメリットがあります。

ヘッドの入射角度やボールのスピン量、飛距離や弾道などが数値化されることで、自分のスイングの特徴や弱点が一目でわかります。

これが自宅でできるようになったのですから、すごい時代になったものです。

もちろん、シミュレーターまではいかなくても、最近では簡易的な計測器でヘッドスピードやボール初速、ミート率などを計測できるものもありますので、そういったものを練習に取り入れてもいいでしょう。

ゴルフの上達は自宅でコツコツ続けるのがポイント!

ゴルフは練習場やラウンドへ行くだけが練習ではありません。

少しずつでも自宅でできる練習を積み重ねた結果、それがスコアとして現れてきます。上手な人ほど、自宅でコツコツとできる練習をやっています。

千里の道も一歩から、自宅でちょっとずつでもいいのでスキルアップを図っていきましょう。

いつかスコアアップという結果になって帰ってくることでしょう!

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