あ行

アイアン
その名の通り、ヘッド部分が金属でできたクラブ。ただし、現在ではほぼすべてのクラブヘッドが金属でできていますが、もともと金属でできていたのがこの種類のクラブだけだったため、現在でもこのように呼ばれています。通常、板状の台形のような形をしています。

それぞれに番手と呼ばれる数字が付けられており、その数字が小さいほど、長い距離を打つために使います。ほとんどのメーカーは9番アイアンまで(メーカーによっては10番以降もあります)あり、それ以降はウェッジと呼ばれます。現在では、5番から9番アイアンにピッチングウェッジを加えた6本セットや、6番からのピッチングウェッジまでの5本セットなどのセット販売が主流となっています。
アウトオブバウンズ(OB)
一般的にOBと呼ばれるプレー可能区域外のことで、白杭で標示されています。このエリアにボールが飛んでしまった場合は、1打罰のペナルティが課されます。また、その区域外に飛んでいってしまったショットのこと。
アウトコース(アウト)
18ホールのゴルフ場は通常9ホールごとに分けられ、「アウト」と「イン」に区分されていて、その1番~9番のこと。10~18番がインコースなので、アウトからスタートしてインに戻るようにプレーします。ただし、現在の日本では、ほとんどのコースが双方からスタートしているので、インを回ってからアウトコースを回る場合もあります。27ホール以上あるゴルフ場では、「東」「西」「南」など、それぞれの9ホールに名前を付けており、どの9ホールからスタートするのかは日によって異なります。
赤杭
レッドペナルティエリア(以前は「ラテラル・ウォーターハザード」と呼ばれていた区域)を示す杭のこと。このエリアにボールが入ってしまったら、1打罰のペナルティを課して、救済を受けることができます。救済方法は「打った場所から打ち直す」「最後にエリアを越えた地点とホールを結んだ後方線上の1クラブレングス以内にドロップして打つ」「最後にエリアを越えた地点から2クラブレングス以内で、ホールに近づかないようにドロップ」の3つから選ぶことが可能です。なお、2019年のルール改正で、ボールが打てる状況であれば、エリア内でもペナルティを課すことなく、通常と同じように打つことも選択できるようになりました。また、ショットの邪魔になる時は、赤杭は抜いてもOKな動かせる障害物扱いとなります。
アゲインスト(アゲ)
ホール方向から吹いてくる向かい風のこと。強いときはボールが押し戻されることもあり、飛距離に影響が出やすい。ちなみに英語では「Head wind」と言います。
アッパーブロー
ゴルフクラブの軌道を示す言葉。クラブヘッドが最下点を過ぎて上向きになる時にボールに当たる動きを指します。ティーアップしているドライバーショットでは、この軌道で打つと飛距離が出やすい。
アップドーミー
マッチプレーの勝負している時に、そのホールで勝てば勝利できること。
アテスト
直訳すると「証明する」という意味で、ストロークプレーでのラウンド終了後、マーカー(同伴競技者)がスコアに誤りがないかを確認してサインをすること。正式な競技では、マーカーが自分の代わりにスコアをつけ、プレー後にスコアに誤りがないかを確認した上でサインをもらいます。また、自分も同伴プレーヤーのマーカーとしてスコアを付けます。このマーカーのサインのことを「アテスト」と呼ぶほか、こういった一連の作業のことを総じて「アテスト」と呼びます。
アドバイス
一般的な用語と同様、「助言」を意味します。ゴルフの場合は、クラブの選択やスイングに関することや、プレーに影響する情報をもらうことや与えることは、正式な競技ではペナルティの対象になるので、注意が必要です。ただし、キャディからのアドバイスは例外です。
アドレス
構え方のこと。すべてのクラブでのショット時の構え、パッティングする時の構え、すべてをアドレスと呼びます。
アプローチ
グリーン周辺からカップを狙って打つ、距離の短いショットのことを言います。
アルバトロス
「アホウドリ」という意味ですが、ゴルフ用語ではパーよりも3打少ない打数でカップインさせること。つまり、パー5のホールで2打目がカップインすればアルバトロスになります。確率的にホールインワンよりも難しいと言われています。
アンジュレーション
うねりなどの起伏のこと。フェアウェイやラフ、グリーンなど、ゴルフコース内のあらゆる場所で、平坦ではなく、起伏のある状態のことを「アンジュレーションがある」などと表現します。
アンプレアブル
ペナルティを払うことで受けられる救済のこと。例えば、ボールが木の根っこのすぐそばに止まってしまい、通常のショットができない時などに、1打罰で「直前のプレーが行われた場所にドロップ」「カップ(ピン)と球の位置を結んだ後方線上にドロップ」「現在の球の位置から、2クラブレングス以内にドロップ」の3つの選択肢から選んで、プレーを進めることができます。また、2019年のルール改正で、バンカー内のボールのアンプレアブルで、通常のアンプレアブル(1打罰でバンカー内にドロップ)のほか、カップ(ピン)と球の位置を結んだ後方線上のバンカー外にドロップという救済も受けられるようになりました。この場合は2打罰が課せられます。

イーグル
パーよりも2打少ない打数でカップインさせること。パー3なら1打(つまりホールインワン)、パー4なら2打、パー5なら3打でカップインすればイーグルになります。
イエローペナルティエリア
黄色い杭によって示されるペナルティエリア(以前は「ウォーターハザード」と呼ばれる区域)のこと。ボールが入ってしまったら、1打罰のペナルティを課して、救済を受けることができます。救済方法は「打った場所から打ち直す」「最後にエリアを越えた地点とホールを結んだ後方線上の1クラブレングス以内にドロップして打つ」の2つから選ぶことが可能です。なお、2019年のルール改正で、エリア内でもボールが打てる状況であれば、ペナルティを課すことなく、通常と同じように打つことも選択できるようになりました。
池ポチャ
コース内に配された池(ペナルティエリア)にボールを打ち込んでしまうこと。
イップス
自分の意思とは関係なく、ボールを打とうとすると、急に体が動かなくなる症状のこと。ゴルフでは特に、ドライバーやアプローチ、パターなどで発症することが多く、普段ではありえないようなミスショットを連発してしまうこともあります。イップスが原因でゴルフができなくなってしまう人もいます。最初はゴルフ用語でしたが、最近では他のスポーツでも使われるようになってきています。
インコース(イン)
18ホールのゴルフ場は通常9ホールごとに分けられ、「アウト」と「イン」に区分されていて、その10番~18番ホールのこと。1~9番がアウトコースなので、アウトからスタートしてインに戻るようにプレーします。ただし、現在の日本では、ほとんどのコースが双方からスタートしているので、インを回ってからアウトコースを回る場合もあります。27ホール以上あるゴルフ場では、「東」「西」「南」など、それぞれの9ホールに名前を付けており、どの9ホールからスタートするのかは日によって異なります。
インターロッキンググリップ
クラブの握り方の1つ。左手の人指し指と中指の間に右手の小指を絡める握り方です(右利き用の場合)。両手の一体感が強く、手が小さい人や力のない女性に推奨されていますが、パワーのある男子プロの中にもこの握り方を採用しているプレーヤーが多くいます。
インパクト
ゴルフクラブのフェース面とボールが当たる瞬間のこと。
インプレー
ボールがティーショットを打ってから、カップインするまでのプレー中の状態のこと。グリーン上でマークして拾い上げたボール、救済措置を受けるために拾い上げたボール、OBになったボールはインプレーではありません。

ウェッジ
ゴルフクラブの分類の1つ。ヘッドが金属でできたアイアンの中で、ロフト角が大きい(フェース面が上のほうを向いている)ものの総称です。ロフト角によって、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジなど、様々な名称がつけられています。
ウォーターハザード
一般的には、コース内の池、小川、川、海、湖、覆いのない水路など、水に関連している障害物を指しますが、2019年のルール改正以降は、イエローペナルティエリア、レッドペナルティエリアの名称に変わりました。イエローペナルティエリア、レッドペナルティエリアでそれぞれ処置が異なります。
ウッド
ドライバーやフェアウェイウッド類の総称。現在これらのクラブのヘッド素材はカーボンやチタンが主流ですが、以前はパーシモン(柿の木)がヘッド素材だったことから、現在でもこのように呼ばれています。

エアレーション
ゴルフ場のグリーンのメンテナンス方法の1つ。多くの小さな穴をグリーン上に空けることで、グリーンが硬くなり過ぎることを防ぐとともに、芝生に呼吸をさせることで、生育を促す目的があります。また、芝生の病気や害虫などを防ぎ、芝が元気な状態を保つ目的もあるため、フェアウェイに施されることもあります。
エージシュート
1ラウンドのスコアが自分の年齢よりも少ない数字でプレーすることを言います。例えば、72歳の人が72以下のスコアでラウンドすれば、エージシュート達成となります。
エクスプロージョン(エクスプロージョンショット)
直訳すると「爆発」ですが、ゴルフ用語では、バンカーショットでボールを直接打たず、ボール手前の砂にクラブ(主にサンドウェッジ)を打ち込んで、砂とともにボールを飛ばすショットのことを言います。砂を爆発させているように見えるので、この名前が付いたとされています。グリーン周りのバンカーから脱出するのに有効な方法です。

オーケー(OK)
グリーン上でボールがカップから1グリップ(約30センチくらい)以内に近づいて止まった時、次は確実に入るから打たなくてもいいという意味で、同伴競技者が「オーケー(OK)」と言えば、総打数に1打足して入ったことにするルールです。スロープレーを防ぐためのものですが、正式なルールではないので、マッチプレーを除いた公式競技では使われません。プライベートなラウンドやコンペなどでは採用されることが多いルールです。

反対に、OKなしで必ずカップインするまでプレーすることを「完全ホールアウト」と言います。
オーバースイング
クラブを振り上げたトップオブスイングの位置が、適正とされるところを超えて、振りかぶり過ぎていること、またはそのようなスイングのこと。オーバースイングになると、クラブの軌道が不安定になりやすく、振り遅れなどのミスショットの原因になるとされていますが、有名なプロの中にはオーバースイングが特徴の人もいます。
オーバーラッピンググリップ
クラブの握り方の1つ。左手の人差し指と中指の間に右手の小指を乗せる方法(右利き用クラブを使用している場合)で、両手でクラブを包み込むような握り方です。最もポピュラーなゴルフクラブの握り方と言われ、右手の感覚をより強く出せるのも特徴です。
OB(オービー)
「アウトオブバウンズ」と同意。
オープンスタンス
ゴルフにおける立ち方(スタンス)の1つで、アドレス時の足の位置や肩の向きが飛球線方向に対してやや左を向いて構える構え方のことを言います(右打ちの場合)。正面から見た時に、身体が開いて見えることからオープンスタンスと言われています。
オープンフェース
ターゲットに対して、フェース面が右を向いていることをオープンフェースと言います(右打ちの場合)。スライスやフェードなど、スライス系のボールが出やすいフェース向きです。
オナー
同じ組で回る人の中で、最初にショットを打つ人のこと。英語では「honor」と呼びます。スタートホールはくじ引きなどで決められますが、それ以降は前のホールで一番成績の良かった人(打数が少なかった人)に与えられる権利。英語で「名誉あるもの」を意味する単語から付けられました。同じスコアだった場合は、さらに前のホールの順番通りに打ちます。

よく「オーナー(owner=所有者)」と勘違いしている人が多いので、注意しましょう。

ちなみに「セカンドオナー」という言葉もありますが、これはセカンドショットを最初に打つ人という意味で、ホールから一番遠くにボールがある=一番飛ばなかった人を指すので、「名誉」とは少し違う意味になります。