は行
は
- パー
- 各ホールに設定されている、ボールをカップに入れるまでの規定打数のこと。パー4なら4回、パー3なら3回が規定打数となり、それぞれ4打、3打でカップインできるとパーとなります。
- ハーフ
- 1ラウンド(18ホール)の半分、9ホールのラウンドのこと。「ハーフプレー」「ハーフラウンド」とも言います。
- ハイブリッド
- ユーティリティの別名。欧米では、この名称で呼ばれることが多いようです。アイアンとウッドの中間的位置付けで、それぞれの性能を融合(ハイブリッド)させたクラブという意味から。
- バウンス
- 特にアイアンやウェッジのクラブヘッドのソールの「でっぱり(膨らみ)」部分のことで、クラブのシャフトを地面と垂直にした時に、ヘッドのリーディングエッジとソール面が作る角度のことを「バウンス(バンス)角」と呼びます。この角度が大きいほどソールの「でっぱり」は大きくなり、小さいほど「でっぱり」は小さくなります。特にサンドウェッジなどで、バンカーから脱出する時にバウンス角が大きいほど簡単になると言われています。ウェッジの場合、一般的には、バウンス角が12度以上のものを「ハイバウンス」、8度以下のものを「ローバウンス」と呼ぶことが多いようです。
- ハザード
- コース設計の際に意図的に配した障害区域のこと。具体的には、「バンカー」と呼ばれる窪んだ砂地の区域や、池をはじめとする、赤い杭や黄色い杭で指定されている「ペナルティエリア」のことを指します。
- パター
- 主にグリーン上でボールを転がしてカップインさせるために使うゴルフクラブ。ピン(ブレード)型、マレット型、ネオマレット型など、さまざまなヘッド形状のものがあります。
- バックスイング
- ゴルフのショットを行う時の一連の動作で、アドレスからテークバック、クラブを振り上げるトップオブスイングまでを指します。
- バックスピン
- ボールの飛ぶ方向とは逆方向にかかる回転(スピン)のこと。バックスピンがかかったボールは、高く上がりますが、ドライバーショットなどで強くかかり過ぎると、飛距離をロスしてしまうことがあります。一方、グリーン周りからのアプローチショットでは、バックスピンの強くかかったボールは、落ちてからピタリと止まったり、手前側に戻ったりします。
- パッティングライン
- グリーン上で、ボールとカップを結んだ、転がることが予想される仮想のラインのこと。パッティング時にボールがどのように転がっていくかは、芝目や傾斜などで異なります。そこで、転がりを見極める、いわゆる「(パッティング)ラインを読む」ことが求められます。
また、ゴルフでは、他のプレーヤーのパッティングラインを踏まないようにすることや、他のプレーヤーがパッティング時にラインの延長線上に立たないようにするというマナーがあるので、他人のパッティングラインにも注意を払うようにしましょう。
- パット
- グリーン上でボールを転がして、カップインさせること。パッティング。カップインまでに2回のパットで入れば、2パット。3回なら3パットと表現します。
- パブリックコース
- 会員制(メンバーシップ)ではなく、誰でも予約ができて、プレーできるゴルフ場のこと。
- バンカー
- ゴルフコース上に配されたハザードの1つで、砂で満たされたくぼ地のこと。
ひ
- ピッチエンドラン
- アプローチショットの1つ。ボールを上げるように打ち、グリーンに着地した後、転がしてピンを狙っていくショットのこと。落としどころと、転がる距離の計算が必要になります。
- ピッチショット
- アプローチショットの1つ。サンドウェッジなどロフトが寝たクラブを使ってボールを高く上げて、転がす距離を短くするショットのこと。
- ピッチングウェッジ
- ゴルフクラブのアイアンの種類の1つ。9番アイアンの次の番手で、PまたはPWと表記されることが多いが、ゴルフクラブメーカーによっては「10番アイアン」と呼ぶところもあります。略称は「ピッチング」。
- ピン
- (1)グリーン上、ホールの位置を示すためにカップに差してある、旗竿、ピンフラッグのこと。
(2)ゴルフクラブメーカー「PING(ピン)」のこと。
ふ
- フィニッシュ
- (1)ゴルフボールを打ち、スイングの一連の動きが終わり静止した状態のこと。フィニッシュを取る。
(2)クラブ(特にアイアンやウェッジ)のヘッドの仕上げ方法のこと。
- ファー
- ショットが大きく曲がってしまった時に、危険を知らせるために叫ぶ掛け声のこと。元々は前方を意味する「Fore」という英語が語源(諸説あります)。「ファー」の声が聞こえたら、どこかからボールが飛んでくるかもしれないので、注意してください。また、自分や同伴競技者のショットが曲がって隣のホールなどに向かった時は、必ず大きな声で「ファー」と叫ぶようにしましょう。
- フェアウェイ
- ゴルフコース上で、ティーイングエリアからグリーンまでの間にある、芝が短く刈り込まれたボールが打ちやすいエリアのこと。ボールをフェアウェイ上に運んでいきながらグリーンを目指していくことがゴルフをプレーする上での基本となります。
- フェアウェイウッド
- ゴルフクラブの種類の名称。3番ウッドや5番ウッドなどが有名ですが、メーカーによっては9番ウッド、11番ウッドなどもあります。芝の上から直接ボールを打てるように作られています。ヘッド部分はドライバーを小さくしたような形状で、ドライバーの次にシャフトが長くロフト角が小さくなっており、距離を出したい時に使用するクラブです。
- フェアウェイバンカー
- 「クロスバンカー」と同意。
- フェース
- ゴルフクラブの先端にあるヘッド部分で、ゴルフボールと接する面のこと。
- フォーサム
- (1)マッチプレー、及びストロークプレーにおける競技形式の1つ。1組のうち、4人が2人ずつのチームとなり、チーム2人が1つのボールを交互に打っていく競技方法のこと。
(2)1組が4人でプレーすること。
- フォーボール
- マッチプレー、及びストロークプレーにおける競技形式の1つ。2人1組でチームを組み、それぞれ自分のボールでプレーをして、各ホール成績の良い人のスコアが採用される方式のこと。マッチプレーの場合は、それぞれのチームの良いほうのスコアで各ホールの勝敗が決まり、ストロークプレーの場合は、チーム2人のうちの少ないスコアのほうがそのホールのスコアとして採用されます。
- フォロー
- (1)ゴルフのショットを行う時の動作の1つ。インパクト以降の動きを指す「フォロースルー」を略したもの。
(2)追い風のこと。ちなみに英語では「Tail wind」と言います。
- フック
- 利き手とは逆方向に、ボールが大きくカーブを描いて曲がっていくミスショットのこと。右打ちの人は左方向へ、左打ちの人は右方向に飛んでいきます。パッティング時は、左方向に切れるラインのことをフックラインと呼びます。
- プリファードライ
- 悪天候などでライが悪い時に、無罰でボールを拾い上げ、ライのいい場所にボールをプレースして(置いて)プレーを再開できることを定めたローカルルールの1つ。英語では「preferred lies(好ましいライ)」。試合やコンペで、6インチやワンクラブなどと指定された範囲内でボールを動かすことができる。
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- ベースボールグリップ
- テンフィンガーグリップの中でも、野球のバットに握り方と同様に、左手の親指を右手のひらの下に入れない握り方のこと。広義では、テンフィンガーグリップ全般を指すこともあります。
- ベタピン
- グリーン上のカップのすぐそば、次の1打でほぼ確実にカップインできそうな位置にボールを止めることができた状態のこと。
- ヘッドアップ
- ミスショットの原因となるスイング中の動作の1つ。ショットの行方を見ようとするなどの理由でスイングの途中で頭の位置が上がってしまい、クラブがボールにきちんとインパクトできず、ボールの上部を叩くトップのミスが出やすくなります。
- ペナルティ
- 罰打のこと。ゴルフのルールに反する行為を行った場合、その行為に対して罰打が与えられます。違反行為の内容や種類によって1打罰と2打罰があり、その打数が競技スコアに加算されます。OB区域やペナルティエリアにボールを打ち込んでしまった時にも、罰打として打数が加算されます。またペナルティを超える悪質な反則行為があった場合は、競技失格となる場合もあります。
- ペナルティエリア
- 旧ルールでは、ウォーターハザードと呼ばれていたエリアのこと。崖やブッシュ、密生した森、岩場など、ボールを捜すのが困難で、たとえ見つかってもプレーできないエリアの総称。黄色い杭で示されたイエローペナルティエリアと、赤い杭で示されたレッドペナルティエリアがあります。
- ベントグリーン
- ベント芝という種類の芝生を使っているグリーンのこと。寒冷地型の西洋芝で、1年中芝らしい美しい緑色をキープできることが特徴。以前は暑さには弱いとされていましたが、品種改良によって暑さに強くなり、全国の多くのゴルフ場で採用されています。ボールとの摩擦は弱めでボールの転がりも良いため、高速グリーンが作りやすい品種です。
ほ
- ホールアウト
- (1)グリーンに設置されたカップにボールが入り、そのホールのプレーを終了すること。
(2)18ホールのラウンドを終了すること。
- ホールインワン
- 1打目のショットでカップインしてホールアウトすること。パー3ではイーグル、パー4ではアルバトロスとなります。そのホールのスコアは「1」となり、海外では「エース」と呼ばれます。
- ボールマーク
- (1)グリーンに向かってショットした時に、グリーン上にボールが落ちたことが原因でできる地面の凹みのこと。ピッチマーク。基本的にはプレーヤー自身が修復することがマナーとされています。
(2)グリーン上のボールを拾い上げる時に、カップに向かってボールの後方に目印となるマーカーを置く行為のこと。ボールを拾う時は、必ずボールをマークする必要があります。