ら行

ライ
ボールがある場所の状態を示す言葉のこと。打ちやすい状況にある時は「ライが良い」、打ちにくい状況にある時は「ライが悪い」と表現します。
ラウンド
ゴルフコースをプレーすること。18ホールをプレーすることは1ラウンドと言います。
ラフ
フェアウェイやグリーンを取り囲むようにして生えている、長く伸びた芝のこと、またはその区域。ボールを打つことが難しくなっている場所が多く、できるだけこの区域に入れないようにすることがゴルフプレーでは重要です。
ラン
フェアウェイやグリーンを取り囲むようにして生えている、長く伸びた芝のこと、またはその区域。ボールを打つことが難しくなっている場所が多く、できるだけこの区域に入れないようにすることがゴルフプレーでは重要です。
ランニングアプローチ
アプローチショットの技の1つ。できるだけボールを上げずに、転がしてカップを狙っていくショットのこと。

リプレース
ボールが元々あった場所に、元の状態に限りなく近づけてボールを置くこと。「6インチプレース」など、別の場所に置くことは「プレース」なので注意。
利用税
ゴルフコースでプレーする際に、ゴルフ場の所在する都道府県に収める税金のこと。支払い時にプレーフィに加算されています。ゴルフ場の規模や設備によって等級があり、課せられる金額も異なります。18歳未満や70歳以上など、非課税になる人もいます。
林間コース
ホールとホールの間に林を置くことによって、ホール同士を分割するように作られているコースのこと。歴史の長い名門コースに多く、林の木が大きく育って難易度を上げているコースもあります。
リンクス
海沿いの自然の地形を利用した、砂地の多いゴルフ場のこと。ゴルフ発祥の地と言われるスコットランドでは、ゴルフコースのこと自体をリンクスと呼びます。

ルースインペディメント
ゴルフコース上に存在する、固定されていない自然物のこと。具体的には、木の枝や落ち葉、小石、動物や虫の死骸や残骸などが該当し、ボールの動きに影響しなければ無罰で取り除くことができます。地面に根を張っている木々やその場所に固定されているものは、これに該当しません。2019年のルール改正により、バンカー内のルースインペディメントの除去が可能になりました。

レイドオフ
トップオブスイングで、シャフトが飛球線方向よりも左を向くこと(右打ちの場合)。
レーキ
バンカーの砂をならすのに使う道具のこと。バンカーレーキ。
レッドペナルティエリア
赤い杭によって示されるペナルティエリア(以前はラテラルウォーターハザードと呼ばれる区域)のこと。ボールが入ってしまったら、1打罰のペナルティを課して、救済を受けることができます。救済方法は「打った場所から打ち直す」「最後にエリアを越えた地点とホールを結んだ後方線上の1クラブレングス以内にドロップして打つ」「ボールが最後にエリアを越えた地点から、2クラブレングス以内のホールに近づかないところにドロップして打つ」の3つから選ぶことが可能です。なお、2019年のルール改正で、エリア内でもボールが打てる状況であれば、ペナルティを課すことなく、通常と同じように打つことも選択できるようになりました。
レディゴー
ストロークプレーでは、原則的にカップから遠い人から先に打ちます(これを遠球先打と言います)が、場所にとらわれず、準備ができた人から打つこと。2019年のルール改正時に、推奨するプレースタイルとして提唱されました。
レベルブロー
インパクト前後でクラブヘッドが水平に動くスイング軌道のこと。インパクトゾーンが、線になって長くなることで、ミスが出にくいと言われています。
レングス
長さのこと。主にゴルフクラブの長さを表し、1クラブレングスなら、クラブ1本分の長さという意味です。

ローカルルール
ゴルフ場やコンペなど、独自に定められた特別なルールのこと。本来、ゴルフの規則は公式ルール(R&A、USGA)によって定められています。ローカルルールは、コース設計上の特徴や天候、コースの保護やプレーのスムーズな進行のために、それぞれのゴルフ場やコンペによって独自に制定されています。
6インチプレース
ショットしたボールの落ちた場所に障害物が存在したり、また地形的に打ちにくかったりした場合に適用されるローカルルールの1つで、6インチ(約15.24センチ)以内であれば、無罰で好きな場所に動かして良いという規則のこと。プライベートなゴルフコンペなどで採用されることが多く、公式競技では用いられません。
ロストボール
(1)プレー中に自分の打ったゴルフボールを紛失してしまった時に適用されるルール、またはそのボールのこと。定められた制限時間(3分以内)に探しても見つからない場合には、ロストボールのルールが適用され、ペナルティが課されます。

(2)ゴルフ場でプレーヤーが紛失したボールを回収・洗浄して再び販売されるボールのこと。
ロブ
アプローチショット1つ、「ロブショット」を略したもの。打ったボールがふわっと高く上がり、ピタッと止まるように打つショットで、難度が高いとされています。
ロフト
クラブのフェース部分の傾斜角度のこと。角度が大きければ大きいほどボールが高く上がりやすくなり、バックスピン量が多くなります。一般的には、長いクラブほどロフトが少なく、短いクラブほどロフトが多くなっています。
ロングアイアン
1、2、3、4番アイアンなど、ロフトが少なく、長さのあるアイアンのこと。最近では5番アイアンを含むこともあります。上手く打てれば飛距離の出るアイアンですが、十分なヘッドスピードがないとボールが上がりづらいため、打ちこなすのが難しいクラブとされています。そのため、プロゴルファーを含め、キャディバッグの中に入れられることが少なくなってきています。