基礎知識

ウエストポーチの使用はマナー違反?代わりに使えるアイテムは?

2021/04/26

ウエストポーチの使用はマナー違反?代わりに使えるアイテムは?
iStock.com/Tatiana Zabrodina

ウエストポーチの使用について、「マナー違反かも?」と頭を抱えている人もいるかもしれません。

結論から言うと、ウエストポーチの使用に問題はありません。ただし、それを使用することでスイングの邪魔になっては困りますよね。

そこでこの記事では、ポーチに関するマナー上の考え方や、ウエストポーチに代わるおすすめのアイテムを紹介します。

ゴルフのマナーではウエストポーチの使用は問題なし!

現在、ウエストポーチの使用を禁止する規定を行っているゴルフ場は見当たらないため、使用しても問題はないでしょう。

ただし、ゴルフ場によってはヒョウ柄や迷彩柄などを禁止しているところもあるため、注意が必要です。

ゴルフのマナーとは、ゴルフ場にいる全員が快適にプレーするための基本的な振る舞いのことです。いろいろな場面のマナーがありますが、基本的には以下を押さえておけば間違いありません。

● コース到着は少なくともスタート時間の1時間前
● ドレスコードを守る
● プレー中も周囲への気配りを忘れずに
● スロープレーにならないように迅速に行動する
● 他の人のラインを踏まない、打つ人の前に立たない

「ウエストポーチ」に関するマナーはドレスコードに該当します。

ゴルフ場で使える3種類のポーチ

一口にポーチといっても、ゴルフで使うポーチには大きく分けて3種類あります。

ラウンド中に使用するボールやティーペグなどの小物を入れてカートに置いておくカートポーチ(ラウンドポーチ)、主にボールを入れて携帯するためのボールポーチ、ボールだけでなくティーペグや距離計なども入れて携帯するウエストポーチの3種類です。

カートポーチ(ラウンドポーチ)

まずは、多くの人が使っているカートポーチ。ラウンドに必要なものをまとめて持ち歩くためのもので、ラウンドポーチとも呼ばれています。

カートポーチの形状は、トート型のものもあれば、巾着状のものまでさまざまです。「これでなければいけない」という決まりがないため、自分の使いやすいものを選んでかまいません。

ただし、ゴルフ場にプレーヤーの食べ物を狙うカラスがいる場合は要注意です。隙あらばポーチを漁り、中の物を持って行ってしまいます。

カラスの被害を防ぐためにも、カートポーチにはファスナー付きのものや、巾着タイプなら紐で口をしっかりしばれるものを選びましょう。

ボールポーチ

次に、こちらも多くの人が利用している、ボールポーチです。

ボールが2~3個入るくらいのサイズで作られており、フックでベルト通しに引っ掛けて予備のボールを持ち歩けます。

ボールポーチがあれば、たとえOBを打ってもカートにボールを取りに戻る必要がなくなるため、スロープレーの防止にもなります。

ボールポーチには、ボールだけを入れられるものから、ティーペグやグリーンフォークを一緒に持ち歩けるものなど、多くの商品があります。

マスコットキャラクターやニワトリ、バナナなど、思わず「何をぶら下げているの?」と話しかけたくなるようなデザインのものもあります。

ウエストポーチ

ポーチの中でも一番使用に迷うのが、ウエストポーチです。名前の通りポーチのベルトを腰に巻きつけて使うもので、旅行やアウトドアなどで活躍するイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

ゴルフでの使用にマナー的な問題はないものの、スイングの邪魔になるといった理由から、実際にゴルフで使用している人はそれほど多くはいません。

ポーチに入れるもの

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それぞれのポーチは形状や大きさが異なります。具体的に何を入れるのか見ていきましょう。

カートポーチは、ラウンドで必要な小物を入れて持ち運ぶのに最適です。ボールやティーペグ、グローブやマーカーはもちろん、十分な容量のものを選べばスマホや日焼け止め、女性であれば化粧品なども入れられます。

ゴルフ場への行き帰りにカートポーチをそのまま使用する人もいると思いますが、財布や鍵などはコースに持ち込まず、必ず貴重品ロッカーに預けましょう。

ボールポーチは、予備のボールを身に付けて持ち運ぶもののため、基本的にはボールだけを入れます。前述したように、ティーペグやグリーンフォークをいっしょに携帯できるものもあります。

ウエストポーチはカートに置きっぱなしにしておくカートポーチと異なり、自分が打つ場所まで必要なものを入れて持ち運べます。大きさによってはボール、ティーペグ、マーカー、グリーンフォークのほか、距離計などを入れることもできます。

ポーチの選び方

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ポーチを選ぶ時は何を基準に選べばいいのでしょうか?

選び方で注意したい点は2点です。

1.購入するポーチは、まず自分が何を入れて持ち運びたいかによって、大きさを決めましょう。

2.次に注目したいのは素材です。ポーチにはファッションとして楽しめる革素材やコットン、デニム、ファーなど、さまざまな素材が使われています。軽くて水に強く汚れにくいポリエステル素材がおすすめですが、こちらも好みによって選ぶと良いでしょう。

ほかにも、ポケットの数やデザイン、ブランドを良く吟味し、お気に入りのポーチを見つけてください。

ゴルフ用パンツや専用アイテムでポーチが不要に

ウエストポーチはスイングの邪魔になる可能性があるため、他の収納方法を考えてみましょう。

例えば、ボールを携帯したい場合は前述したボールポーチがおすすめです。マーカーはキャップに取り付けるマグネット式を選べば、ポケットに入れる必要はなくなります。

その他のティーペグや小物類は、ポケットの多いパンツや、パンツにティーを挿す部分が用意されているものを着用すると便利です。

写真の多ポケットパンツは価格も手頃でサイズ展開も豊富なのでおすすめです。

いろいろなアイテムを見て、便利なアイテムを見つけてみてください。

小物類の携帯方法を工夫してスマートにラウンドしよう

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ゴルフで使用するポーチの種類や入れるもの、選び方について、ポーチを使用しない場合の小物類の携帯方法について解説しました。

ウエストポーチは、マナー的な問題はありませんが、スイングの邪魔になる可能性が高いため、収納に優れたゴルフウェア、ゴルフパンツの着用や小物の持ち運びに便利なアイテムの併用をおすすめします。

自分のプレースタイルに合ったアイテムを選んで、楽しく快適なラウンドをできるようにしてくださいね。

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