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基礎知識

これさえ守れば大丈夫、初心者が知っておきたいマナーとは?

2021/04/26

これさえ守れば大丈夫、初心者が知っておきたいマナーとは?
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ゴルフには、決められたルールだけではなく、守るべきマナーもあります。と言っても、あまり堅苦しく考えずに、他人を思いやる心でみんなが気持ち良くプレーできるようにするための心配りと思ってください。 とはいえ、ラウンド慣れしていない初心者のうちは、「これは大丈夫?」と気になることだらけかもしれません。そこでここでは、覚えておいて損はない基本的なマナーをご紹介します。

コース到着は少なくともスタート時間の1時間前!

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ゴルフに限らず、時間を守ることは大切です。ゴルフにおいては、スタートする時間までにあわてずに準備が完了するよう早めにゴルフ場に到着しましょう。

その目安は、スタートの1時間前になります。スタート前に入念に準備運動やショット練習、パター練習をしたいのであれば、もっと早くてもいいでしょう。

早めに到着して、朝食、準備運動、ショット練習、パター練習、スタート……というスケジュールを組めれば完璧です。

スタート時間の5分前には、スタートホールのティーイングエリアにいるようにしましょう。コースによっては、スタートホールが遠い所にあることもあるので、あらかじめ調べておいたり、早めに行動することが大切です。

マナーの第一歩は時間を守ること。ここからすべてが始まります。

来場時の服装はどんなスタイルがいい?

最近はカジュアルなゴルフコースも増えてきているので、服装に関して、あまりうるさいことを言われないケースも多くなってきています。とはいえ、注意するにこしたことはありません。

来場時は、一般的にはビジネスカジュアルな服装を心掛ければ大丈夫。もし、迷ってしまった場合は、男性も女性もネイビーのブレザー、いわゆる紺ブレを1枚用意しておくと便利です。

具体的に説明すると、男性はジャケット+襟のあるシャツが基本。ポロシャツに、スラックスやチノパンを合わせると良いでしょう。また、夏でもジャケットの持参をお願いしているゴルフ場もあります。手にかけておくだけでもOKですが、名門と言われるようなゴルフ場では、入場時に着用しなければならない場合もあります。

そこまでうるさくないコースでも、ジャージやシャツのみ、ハーフパンツだと入場を断られる可能性もあります。

靴に関しては、革靴が無難です。スニーカーでも何も言われないコースもありますが、ドレスコードにうるさいコースだと、注意されることもあります。サンダルや下駄は、NGです。

女性の場合は、セミフォーマルなドレス、ワンピースがおススメです。格式のあるレストランやホテルに行く時のような服装をイメージしてアイテムを選びましょう。

意外に見落としがちなのが来場時のシューズ。サンダルはもちろん、コースによってはスニーカーもNGな場合があります。ビジネスシューズ、セミフォーマルシューズ、ローファーなど、女性なら低めのパンプスといった、革製のシューズなら問題ありません。

ドレスコードがあるなんて面倒くさいと思うかもしれませんが、逆にドレスコードに沿った形でいかにお洒落を楽しむかをテーマに服装選びを楽しみましょう。

来場時の注意点としては、キャディバッグにネームプレートを付けておくことを忘れないようにしましょう。入り口でキャディバッグを預けたのち、コースのスタッフがカートに積み込む作業をするため、どのバッグが誰のモノかわからないと困ってしまいます。

もし、ネームプレートがない場合は、コースに紙製のものが置いてありますので、そこで名前を書いて付けてから、預けるようにしてください。

プレー時の服装にも注意!

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打ちっ放しの練習場とは異なり、ゴルフ場ではプレー時の服装にもいろいろなルールがあります。基本は男女とも、襟付きのトップスとロングパンツで、シューズはゴルフシューズを着用します。

一般的にNGな服装の代表例として、Tシャツ、ジーンズ、ジャージ、サンダルなどが挙げられています。コースによってはハーフパンツや、半袖の下に長袖の機能性インナーを禁じているところもあります。

よくゴルフ場に「メタルスパイク禁止」と掲示されていることがありますが、これは昔のゴルフシューズが鉄の鋲だったので、「鉄の鋲タイプのスパイク禁止」という意味です。このタイプのゴルフシューズはここ数年販売されていないので、最近購入したスパイクなら問題ないでしょう。

ボトムスはロングパンツが基本ですが、女性は、ゴルフウェアとして販売されているスカートやワンピースでもプレー可能です。また、夏季ならハーフパンツは男女ともにほとんどのコースで着用が可能ですが、男性はハイソックス着用を義務付けているコースもあるので、注意が必要です。女性はハーフパンツではなく、ホットパンツと呼ばれるものや、超ミニスカートなど、極端に丈の短いモノはNGです。

よく問題となる襟の有無ですが、タートルネックやモックネックも襟として認められています。最近は春夏物でもモックネックのゴルフウェアをラインアップしているメーカーも多くなっているので、アイテムとして取り入れるのも良いでしょう。女性の場合、襟付きであればノースリーブも認められるコースがほとんどです。

男性のシャツの裾は、ほとんどのコースでボトムスにインすることが推奨されています。なので、ベルトを忘れないようにしましょう。女性の場合、裾の短い、出すことを前提にしたデザインのものであれば出してもOKというコースが多いですが、そうでないものはボトムスにインするのが基本です。レディースのベルトも最近はかわいいものがあるので、アイテムとして取り入れてみてもいいでしょう。

マナーに厳しいコースでは、男性の七分丈パンツや、デニム素材の服、迷彩柄やカーゴパンツの着用も不可としています。また、アンダーウェアを外に出す(長袖の上に半袖を着る)ことや、女性のスパッツやタイツも禁止というケースもあるので、注意が必要です。

冬場はセーターとタートルネックとロングパンツといった組み合わせが無難そうです。ジャンパーは、クラブハウス内では着用禁止というところもあります。ホールアウト後、脱いでからクラブハウスに入るようにします。

ネックレスやピアスといったアクセサリー類は、あまり規制されていません。マグネットマーカーをつけたネックレスなどもあるので、実用性を兼ねて楽しんでみるのもいいかもしれません。

よくある疑問として、「『ニューエラ』のフラットキャップを買ったけど、ゴルフで被っても平気かな?」、「ツバなしのニット帽はOKかな?」、「コーデュロイのパンツでも大丈夫?」といった声、これら、全部、マナー的にもOKです。安心して着用してください。

ただし、帽子はクラブハウス内では取りましょう。また、カジュアルウェアの印象が強いパーカーは、マナー的に良くないとするコースも多いので注意が必要です。

「この服装、大丈夫?」と迷ったら、自分が行く予定のゴルフ場のホームページをチェックしてみましょう。多くのゴルフ場では、ドレスコードをホームページに掲載しています。

もし掲載されていなかったら、直接、コースに電話をかけて聞いてみましょう。

プレー中のマナーは周囲への気配りが基本!

プレー中にもいろいろなマナーがありますが、基本的には周囲への気配りがあれば大丈夫。

まず、ティーイングエリアにはショットを打つ人以外、入らないようにしましょう。他の人が打つ時は、静かに球の行方を見守り、おしゃべりは禁物です。自分が打つ時に他の誰かがしゃべっていたら、気になりますよね? 自分がされて嫌なことをしないことが、マナーの基本です。

素振りをする時は、周囲に人がいないか確認しましょう。自分が打つ順番じゃない時は、打つ人よりも前には出ないこと。たとえ斜めであっても、ミスショットが飛んでくる可能性があります。危険防止の観点からも、前には出ないようにしてください。

人のボールの行方はしっかりとチェックしましょう。間違って、人のボールを打ってしまうことを避けるためにも、自分のボールの行方とともに見ておく必要があります。自分のボールを見分けやすいように、カラーボールを使用するのもいいでしょう。

ショットが曲がったら、ボールが飛んだ方向に誰か人がいるかもしれないので、注意をうながすために大きな声で「ファー」と叫んでください。これは、自分の時だけではなく、同伴者のショットが曲がった時も同様です。飛んできたゴルフボールが当たったら、当たり所によっては命に関わります。恥ずかしがらずに大きな声で叫びましょう。

フェアウェイで芝を削ってしまった時は、目土と呼ばれる砂で埋めるように心がけましょう。キャディさんがついている場合は、お願いできることもありますが、極力、自分でできるように気を配るようにしましょう。

ショットをする地点に、クラブと一緒に目土袋も持って移動するようにするといいでしょう。

スロープレーにならないように迅速に行動する

ゴルフマナーの基本はプレーファストです。ショットが安定しない初心者でも、より迅速にプレーするために、押さえておきたいポイントがあります。

ティーショットを打った後、自分のボール地点へ向かう際には、次に使う可能性のあるクラブを数本持って行きましょう。もし、カートに乗らないで歩いていったほうが早いようであれば、「歩いていきます!」と宣言して、小走りで向かうようにしましょう。

2打目以降は、カップから遠い人から打つのが基本(「遠球先打」と言います)ですが、2019年に改正された新しいルールでは、プレーファストにつなげるため、準備ができた人から打つことが推奨されています(「レディゴー」と言います)。

ただし、前方に人がいないか、他の人がショットに入ろうとしていないかを確認し、周囲に「打ちます!」と注意をうながしてからショットするようにしてください。

また、どんなに急いでいても、前の組の人たちがいるところへボールを打ち込んでしまうことは厳禁です。早く打ちたい気持ちはわかりますが、落ち着いて、打てる時が来るまで待つようにしましょう。

コース内では、予期していない場面でボールが見つからないことや、池に入れてしまうなどのアクシデントがつきものです。予備のボールは常に携帯しておきましょう。ポケットやウエストポーチなどに、予備のボールやティー、マーカーなどを入れて、身に着けておくとバタバタしないで便利です。

ホールアウト後、スコアを確認するのは、次のホールへの移動時、もしくは次のホールのティーイングエリアに着いてから。プレーをし終わったグリーンからはなるべく早く立ち去りましょう。

グリーン上ではさまざまな気遣いが必要

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グリーンに乗ったら、自分のボールをマークして拾い上げます。ピンに対してボールの後方にマークを置いてから、ボールを拾います。自分がパッティングする順番がきたら、マークの前にボールをおいて、マークを拾います。

ボールとカップを結んだ線を「ライン」と呼びますが、グリーン上では人のラインを踏まないように注意しましょう。

自分のマークが他の人のライン上にある場合は、「マークを動かしますか?」と聞くと親切です。「お願いします」と言われた場合は、グリーン周りの木などを目印にして、パターヘッド1個分ほど左右どちらかにずらして上げましょう。

自分の番が来た時に、マークの場所を元の位置に戻すことを忘れずに!

逆に、他人のマークが自分のライン上にあり、気になる場合は、マークを動かしてもらえるようお願いしましょう。

他の人がパッティングする時には動かないようにしましょう。その時、立ち位置にも注意が必要です。

ラインの延長線上には立たず、なるべく、打つ人の視界に入らないところに立つようにしましょう。

自分の影にも注意が必要です。パッティングのラインに影がかからない場所に立つようにしましょう。特に冬の午後など、影が長くなるので注意しましょう。

ゴルフ場のグリーンはとってもデリケートです。ボールが落ちただけでも凹んだり、傷ついたりします。なので、グリーン上を走ったり、足を引きずったりしないように気をつけましょう。

ピンを抜いてパッティングする時は、グリーンの外に寝かせておくようにします。もし、グリーンが広くて、グリーン外まで置きにいくのに時間がかかってしまう場合は、そっと静かにグリーン上に寝かせて置きましょう。

遠くからナイスショットをしてグリーンに乗るとうれしさもひとしおですが、そのようなショットをした時は、グリーンにピッチマークといわれるボールが落ちた跡ができている可能性が高いです。

このピッチマーク、なるべく修正してほしいのですが、初心者にはそこまでの余裕はないかもしれません。ピッチマークに気を取られて、プレーが遅くなってしまうようであれば、自分のプレーを優先させましょう。

ただし、プレーの余裕がある時には、積極的に修繕するようにしましょう。

ピッチマークはグリーンフォークと呼ばれる道具を使って直します。ゴルフボール跡の一番盛り上がった場所の後方からフォークを斜めに刺し、フォークを立てるようにして土を穴の中心に寄せます。これをピッチマークの残りの3方向からも行います。

よく、凹んだ穴をすくい上げるような直し方をしている人を見ますが、そのやり方だと芝の根が切れてしまって芝が枯れてしまうので絶対にNGです。

フォークで芝を直した後は、パターソール部分でトントンとならして、平らにします。

ピッチマークの修繕は、初心者のうちからなるべく自分で直すクセを付けておきましょう。スコアはまだまだでも、こういったマナー部分に気を配れれば、素敵なゴルファーとして周囲からも一目置かれるようになるでしょう。

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