練習をしよう

パッティングが上手くなる!自宅・練習グリーンでのおすすめ練習方法

2022/04/13

パッティングが上手くなる!自宅・練習グリーンでのおすすめ練習方法
iStock.com/kentarus

パッティングが上手くなりたくて練習をしようと思ったけれど、具体的にどんな練習をすれば良いのかわからない、という方も多いのではないでしょうか?

ドライバーやアイアンのショット練習はゴルフ練習場で行いますが、パッティングの練習は、思い立った時、少しの時間しかないとしても自宅で可能です。

今回は、パッティングの自宅での練習方法と、ラウンド前の練習グリーンでの練習方法に分けてご紹介します。

パッティングの腕を磨いて、スコアアップを目指しましょう。

パッティングは距離感と方向性が重要

iStock.com/PhotoTalk
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パッティングに重要なものは、「距離感」と「方向性」の2つです。

距離感は、特にロングパットで重要と言われており、方向性が違っていても距離感が合ってカップに寄せられれば、次のパットでカップインできる確率が高くなります。

逆に1メートル以内のショートパットは、狙いさえ合っていれば多少強く打ってしまってもカップインさせられるため、方向性が大切です。

どちらが欠けてもボールをカップインさせることはできないため、パッティング練習はこの2つを身に付ける意識をもって行いましょう。

自宅での練習方法

iStock.com/skodonnell
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自宅での練習方法は、パターマットを使う練習方法が一般的ですが、パターマットがない場合でも練習は可能のため、ここでは2つの練習方法をご紹介します。

1日のうち、5分でも10分でも自宅でのパッティング練習を習慣化していくことで、確実にパッティングは上達していきますよ。

パターマットを使った練習方法

iStock.com/WichienTep
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自宅でパターマットを使って練習をする場合、3~4メートル以上の長めのものを使うと、方向性だけでなく距離感の練習にも役立ちます。

パターマットは平坦なものと、傾斜がついて上った先にカップが切ってあるものとありますが、基礎練習には平坦なマットがおすすめです。

まずは、方向性は気にせず、同じリズム、同じ振り幅でボールを打っていきましょう。カップを狙って打っても良いですし、カップを気にせずただ転がすだけでも構いません。

このストローク幅でこれだけ転がっていく、という距離感を身体の中に作ることが目的です。

自分の中に距離感ができたら、1打ごとに狙いを変え、その方向へボールを転がしていく練習を行うと方向性が培われます。

10球連続で狙い通りに打てたら練習を終えるなど、ゲーム感覚で行うと楽しめるでしょう。

パターマットがない場合のコイン練習法

iStock.com/bdphotos
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パターマットがない場合の、自宅でのパッティング練習方法です。

おすすめの練習方法は、コインを3枚使った練習法。

ボールの前に10円玉などのコインを重ねて置き、そのコインに触れないようにストロークします。

コインに触れないようにボールを上手くヒットできるようになれば、ボールの芯をパターの芯でとらえられる、長く低いレベルブローのストロークが身に付きますよ。

空振りしてしまったり、ボールを打つ前にコインを打ってしまったりする場合は、打点がブレてしまっている証拠です。

ボールだけを安定して打つ練習を繰り返すことで、打点のばらつきがなくなり、安定した順回転のボールを打てるようになります。

ラウンド前の練習グリーンでの練習方法

iStock.com/nitimongkolchai
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ラウンド前には、本物の芝の上での練習が欠かせません。

2〜3球をカップに向かって転がして、入ったら良し! と練習を終えていませんか?

練習グリーンでの練習は、そのグリーンでの距離感と、上りと下りの速さを知る意識で行うと、本番に役立つ感覚が身に付きます。

距離感を当日のグリーンに合わせる

iStock.com/jacoblund
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まず、自分の振りやすいリズムと振り幅を決め、そのストロークで転がる距離を確認します。

自宅にパターマットを設置してこの練習をしている人は、すでに自分の振りやすいストロークができているため、安定した距離を出しやすいです。

同じストロークで同じ距離が打てるようになったら、自分の打った位置からボールまでの距離を歩測します。

その歩測が、例えば8歩であれば、それを基本とします。打つべき距離が4歩の場合は振り幅を半分に、16歩の場合は倍にするなど、調整しやすい方法で、決めた距離を打ち分ける練習をしていきましょう。

この方法を繰り返すことで、当日のグリーンでの距離感を作ることができます。

上りと下りの速さを確認する

iStock.com/taka4332
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基本の距離感ができたら、次は、練習グリーンの傾斜のある場所で、上りと下りそれぞれの速さの確認をします。

上りと下りにも、速い遅いが存在します。

下りだから短く、上りだからしっかりと打つとセオリー通りに判断してしまうと、大事な局面でカップに寄せられず、スコアを崩してしまうことになりかねません。

そのグリーンが遅い下り、速い上りであっても、距離感を合わせられるよう、指標を作っておきましょう。

もちろん、傾斜や芝目により、遅い下りのはずが速い下りになったり、速い上りのはずが遅い上りになったりすることもあるため、場面場面で判断をすることが大切です。

パッティングを向上させてベストスコアを目指そう!

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パッティングが今より良くなれば、カップインの確率が上がり、スコアアップが期待できます。

ラウンド前の練習グリーンでの練習はもちろん、短い時間でも自宅で練習を行うことで、パッティングはどんどん上達していきますよ。

自宅での練習方法と、練習グリーンでの練習方法をご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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