準備するもの

初心者の強い味方に!やさしいフェアウェイウッド&ユーティリティの選び方

2023/10/20

初心者の強い味方に!やさしいフェアウェイウッド&ユーティリティの選び方
iStock.com/Matt_Brown

ゴルフ初心者はティーショットでミスをしてしまい、1打目の距離が稼げないケースが少なくありません。

そんなミスをリカバリーするために、2打目や3打目でしっかり飛距離を稼ぐためのクラブが重要になってきます。

いろいろな場面で活躍してくれるやさしいフェアウェイウッドやユーティリティを使いこなしてみましょう。

ゴルフ初心者こそ飛距離を稼ぐクラブにこだわって! その必要性とは?

iStock.com/Jiyi
iStock.com/Jiyi

「ゴルフは飛距離ではない」「ゴルフはショートゲームでスコアを作る」という意見もありますが、いかにグリーン周りまで少ない打数で近づけるかもスコアを作るための大切なポイントです。

そのためには、ドライバーの飛距離を伸ばすことはもちろん、ティーショットでミスをしても2打目、3打目で飛距離を稼げるクラブが必要不可欠になります。

やさしいクラブで簡単に飛距離が出せるクラブとは?

iStock.com/Rike_
iStock.com/Rike_

飛距離が出るクラブと言えばフェアウェイウッドやユーティリティ、ロングアイアンなどが思い浮かびます。

ゴルフ初心者が飛距離を稼ぐために、しかも簡単に打てるクラブとはどんなクラブなのでしょうか。

飛距離をしっかり出すためには、ある程度ボールの高さを出しやすいクラブが向いています。

「高く上がりやすい」「ミスに強い」条件が求められるでしょう。

飛距離を出したいときにどんなクラブを選ぶべき?

iStock.com/okimo
iStock.com/okimo

2打目や3打目にしっかり距離を出していきたい場面では、いろいろなクラブの選択肢がありますが、それぞれのクラブの特徴を見てみましょう。

アイアンは、100~150ヤード以内くらいの距離を打つのは得意ですが、それ以上長い距離になると球が上がりにくくなったり、芯に当たりづらくなったりなどグッと難易度が上がり、ショットの成功率が低くなります。

やさしいクラブが増えているとはいえ、アイアンはフェアウェイウッドやユーティリティと比べるとミスに強いとは言えません。

そのため初心者がやさしく飛距離を出したいときに選択すべきクラブは、フェアウェイウッドやユーティリティが候補となります。

ショートウッドとユーティリティの違いとそれぞれのメリット

iStock.com/zhuyufang
iStock.com/zhuyufang

7番ウッドや9番ウッドなど、フェアウェイウッドの中でも比較的短いものを総称してショートウッドと呼びます。

フェアウェイウッドの中でも扱いやすいと言われているショートウッドですが、ユーティリティと異なるポイントやメリットをチェックしてみましょう。

フェアウェイウッドの特徴

フェアウェイウッドの形状からくるメリットは、ソールが広いためダフりにくいことや球が上がりやすいこと、ミスに強いこと挙げられるでしょう。

フェアウェイや浅めのラフから飛距離を出したいときに使いやすいクラブです。

一方、少し深めのラフにボールが埋まっているときは、広いソールが邪魔をして打ちにくくなるデメリットも出てきます。

ユーティリティの特徴

ユーティリティはフェアウェイウッドとアイアンの中間的なクラブ。

シャフトがフェアウェイウッドに比べて短いため打ちやすく、多少のラフからでも打っていけるメリットがあります。

ユーティリティはその打ちやすさや扱いやすさと引き換えに、飛距離とボールの高さがフェアウェイウッドに比べて劣る点がデメリットです。

ゴルフ初心者が飛距離を出したいときには7番ウッドを第一候補に

iStock.com/jasc
iStock.com/jasc

ゴルフ初心者が飛距離を狙って打つ場面では、第一候補に7番ウッドを強くおすすめします。

7番ウッドは同じロフト角のアイアンやユーティリティと比較すると

・飛距離が出しやすい
・ダフりにくい
・高いボールが打ちやすい

というメリットがあります。

さらに、シャフトが短いためミートもしやすく、ボールが曲がってしまう度合いも、ドライバーや3番ウッド、5番ウッドよりも低くなります。

オススメの7番ウッド

7番ウッドはフェアウェイウッドの一種ですが、モデルによっては7番ウッドをラインアップしていないものもあります。

7番ウッドをラインアップしているモデルは比較的やさしめのモデルに多いため、初心者でも安心して手に取ることができます。

ステルス2 HD フェアウェイウッド(テーラーメイド)

https://store.alpen-group.jp/f/dsg-170658-
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-170658-

フェアウェイ専用設計の「アドバンスドICT フェース」を採用したことでスイートエリアが大幅に拡大した、「ステルス2」シリーズのフェアウェイウッド。

その中でも、高弾道とつかまりの良さに特化したモデルが「ステルス2 HD」。進化した「3Dカーボンクラウン」、大型シャローヘッドとハイロフト設計により高弾道と高い寛容性を搭載した、ハイドローが狙えるフェアウェイウッドです。

ソールに「貫通型スピードポケット」を搭載し、ミスヒットでもボール初速の減少と過度なバックスピンを抑えてミスを最小限に抑えてくれます。

パラダイム マックスファスト フェアウェイウッド(キャロウェイ)

https://store.alpen-group.jp/f/dsg-170843-
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-170843-

「パラダイム」シリーズの中でも、軽量で初心者向けのモデルが、「マックスファスト」シリーズ。

しっかりとつかまった高弾道を生み出す特性に、軽さによるスピードも加えることで、思い切り大きく飛ばしていけるモデルとなっています。

コウモリの羽に似た形状の「ジェイルブレイク・バットウイング」テクノロジーやAIフラッシュフェースも、ヘッドに合わせた新たなものを導入。たわみの最大化や、飛びの3要素、着弾地点のブレの減少も考慮しながらAIが設計し、生み出したものとなっています。

B2HT フェアウェイウッド(ブリヂストン)

https://store.alpen-group.jp/f/dsg-191380-
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-191380-

“接点の科学”を標榜するブリヂストンは、フェースの食いつきで余分なスピンを減らして飛ばす新発想、「バイティングフェース」を搭載した新しいBシリーズがおすすめです。

特に「B2HT」は、やさしく上がる高弾道設計で、球の上がらない初心者でも高弾道のショットが打ちやすくなっています。

ヒールにウエイトを配置したドローバイアス設計がつかまりを良くしながら、サスペンションコア(SP-COR)によって、トウヒールの反発性能、許容性が向上。ミスヒット時の飛距離ロスを軽減してくれます。

オススメのユーティリティ

ユーティリティには、「アイアン型」と「ウッド型」の2種類がありますが、初心者におすすめなのは「ウッド型」です。

ウッド型の中でも特に初心者におすすめしたいモデルが以下になります。

ステルス2 HD レスキュー(テーラーメイド)

https://store.alpen-group.jp/f/dsg-170641-
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-170641-

「ステルス2 HD」シリーズは、ユーティリティ(レスキュー)もラインアップ。

ハイロフトのシャローヘッド設計で低重心化を実現し、高弾道と高い寛容性で大きく飛ばせます。

レスキュー専用設計の「アドバンスド ICT フェース」を採用したことでスイートエリアが大幅に拡大しました。

また、「インフィニティカーボンクラウン」の採用により余剰重量をヘッド後方に配置し、球の上がりやすさと寛容性を高めています。

ソールには「貫通型スピードポケット」を搭載。ミスヒットでもボール初速の減少と過度なバックスピンを抑えてミスショットを最小限に抑えてくれます。

G430 HL ハイブリッド(ピン)

https://store.alpen-group.jp/f/dsg-170674-
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-170674-

ピンの最新シリーズ「G430」シリーズに新たに加わったハイブリッド(ユーティリティ)が「HL」。「HL」は「High Launch(ハイ・ローンチ)」の略で、文字通り高弾道が狙えるモデル。

耐久性を向上させた8層のカーボン素材でクラウン部分を軽量化した「カーボンフライ・ラップ・テクノロジー」によりクラウン部分を軽量化。低重心設計により、理想的な高さでグリーンを狙えます。

新バルジ&ロール設計の「スピンシステンシーテクノロジー」により、上下のミスヒット時でも最適なスピン量と弾道で、最大のキャリーと飛距離を生み出します。

TSR1 ユーティリティメタル(タイトリスト)

https://store.alpen-group.jp/f/dsg-173099-
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-173099-

上級者向けのブランドという印象の強いタイトリストですが、同社がターゲットとするのは“上達に熱心なゴルファー”。つまり、腕前は関係ないのです。

そんな、上達を目指す初心者にぜひ使ってもらいたいのが、このTSR1 ユーティリティメタル。

大きめのヘッドサイズながらクラブ全体を軽量化し、高い慣性モーメントを得ることで大きな飛距離と寛容性を実現しました。

フェアウェイウッドって難しい? 実は7番ウッドって簡単で打ちやすい!

iStock.com/flukyfluky
iStock.com/flukyfluky

「フェアウェイウッド」と聞くと真っ先に思い浮かぶのが、3番ウッドや5番ウッドなどではないでしょうか。

これらのフェアウェイウッドは飛距離こそ狙えますが、初心者にとってはなかなか扱いにくいと感じている人も多いでしょう。

たしかに地面から直接打つクラブの中では、シャフトが長くヘッドスピードも必要とされるので、難しいクラブといえます。

一方、7番ウッドはどうでしょうか。

3番ウッドや5番ウッドと比較してもシャフトの長さが短いため、飛距離を出しつつ打ちやすい特性が備わっています。

またヘッドが大きく、視覚的にも安心感が得られます。

アドレスしたときの心理的な要素もゴルファーにプラスに働いてくれるでしょう。

7番ウッドのロフト角は21〜22度のものが多く、ボールの打ち出しを高くしやすくなっています。
そのため、スイングで力んでしまい、その力みからミス、という悪循環の確率を大きく下げられます。

フェアウェイウッドの中でも、7番ウッドは初心者でも簡単に飛距離が出せるクラブと言えるでしょう。

なかなか試す機会がないのが7番ウッドですが、ゴルフ5では、一部ブランドの7番ウッドをはじめとするショートウッドの試打クラブを取り揃えております。

実際に7番ウッドを打ってそのやさしさを確かめてみたい方は、ぜひお近くのゴルフ5へ足を運んでみてください。

(c)GOLF5
(c)GOLF5

長い距離を積極的に狙ってスコアアップを狙おう!

iStock.com/nattrass
iStock.com/nattrass

パー5のロングホールでは短く刻んでいくのも戦略ですが、長い距離が狙えるようになると次のショットが必然的に楽になります。

7番ウッドや同様の飛距離が狙えるユーティリティなどを活用しながら、スコアアップを狙って行きましょう。

例えばロングホールの2打目やパー4(ミドルホール)でティーショットがあまり飛ばなかった場合などは、積極的に7番ウッドを使って飛距離を稼いでいけるとスコアアップにつながりやすくなります。

ただし7番ウッドは、ボールがフェアウェイにあるときや、ラフの芝の上に乗っているときに使っていくのがポイントです。

7番ウッドはボールがあるライによってショットの難易度が大きく変わります。

打ちやすい場面であれば簡単に飛距離が狙えますが、芝に沈んでいるようなケースでは芝が邪魔をしてショットの難易度が高くなります。

状況に応じてフェアウェイウッドを上手に使いこなしてみてください。

フェアウェイウッドが上達するおすすめの練習方法は?

iStock.com/show999
iStock.com/show999

7番ウッドに限らず、フェアウェイウッドが上手に打てるようになるための練習方法を紹介します。

打ちっ放し練習場でティーアップしたボールをフェアウェイウッドで打ってみましょう、

このときの注意点は、ゴムティーを叩かないようにボールだけクリーンにヒットさせるようにすること。スイングの強さはフルスイングではなく、ハーフショットが効果的です。

その上でボールの方向や曲がり方、高さが揃うように意識できると練習効率が大きく上がるでしょう。

なかなか初心者には難しい練習方法になりますが、普段からこれらを意識して練習できるかできないかで、今後の上達に大きく差がついてきます。

「できる」「できない」ではなく、「まずはやってみる」の精神で練習していくのがコツです。

ゴルフ初心者こそ伸びしろは無限大! 7番ウッドを活用してゴルフをもっと楽しもう

iStock.com/Paul Bradbury
iStock.com/Paul Bradbury

ゴルフ初心者の方の中には、ボールになかなか上手く当てられず、なかなか前に進めないという経験をした人も少なくないでしょう。

そんなときに7番ウッドやユーティリティのように頼れるクラブがあると、自信を持ってアドレスに入れるはずです。

2打目や3打目でしっかり飛距離が出せるようになると、スコアアップはもう目の前です。スコアが上がるとともに、ゴルフの楽しさをもっと実感できるようになりますよ!

初心者ランキング
初心者ランキング

にほんブログ村 ゴルフブログ 初心者ゴルファーへ
にほんブログ村

  • HOME
  • 基礎知識
  • コースでのプレー時間はどのくらい?初ラウンドで緊張しないためのマニュアル