ラウンド慣れしている人は、バッグ内にいろいろな小物をしのばせています。実はゴルフには、ラウンドに必要最低限なグッズ以外にもあると便利なグッズがいろいろあるのです。ほかにも、こだわって選ぶとゴルフが楽しくなる小物や、スコアアップにつながるグッズもあります! そんな、ラウンドに持っていきたいグッズの数々を紹介します。
目次
ボールやティーなど、ラウンド時に必要なグッズは小さなバッグにまとめる
キャディバッグにはボールやティーなど、ラウンドに必要な様々なグッズを入れて持ち運んでいると思います。でも、キャディバッグがカートに積まれていると、そういった細々したものをいちいち出し入れするのが面倒ですよね。
そこで、小さなトートバッグなどをラウンドバッグとして活用すると、ラウンド中もストレスなくそういった小物を取り出せるようになります。多くのゴルフウェアメーカーやゴルフメーカーでも、ラウンドバッグを販売しています。
ラウンドバッグとして用意する小さなバッグには、ボールやティー、マーカーなどを入れておくだけじゃなく、日焼け止めや虫除けスプレー、キャンディやチョコなどのお菓子を入れている人が多いようです。
最近では多くの人が使うようになった小さなラウンドバッグは、ゴルフプレーの必需品と言っても過言ではありません。まだの人はぜひ手に入れて、ラウンドを快適にしてみませんか?
ボールポーチは、常に予備のボールを取り出せて便利
初心者はOBや池ポチャ、ロストボールなど、とにかくボールをなくしがちです。なので、プレー中はすぐに予備のボールを取り出せるようにしておきましょう。
2、3このボールをポケットに入れておいても良いのですが、気になってスイングの邪魔になったり、ウェアのデザインによっては、ボールが入るポケットがないことも……。そんな時に役立つのが、複数のボールをキープできるボールポーチです。ベルトに通して使える物が多いので、1つ持っていると便利です。
たくさん叩く初心者におすすめ、スコアカウンター
なかなか、ナイスショットが打てなくて、1ホールでたくさん叩き過ぎて、スコアがわからなくなってしまった……。初心者のうちは多くの人が経験することです。
そんな初心者のお役立ちグッズが「スコアカウンター」。小さなサイズでグローブの邪魔にならないところに取り付けて、1回打つたびに、「カチッ!」とボタンを押していけば、カウンターが打数を数えてくれます。
たくさん打ってしまったホールでも、ホールアウトした時にカウンターを見れば、スコアがいくつだったか一目瞭然です。ただし、押し忘れには注意してくださいね。
おしゃれなヘッドカバーにこだわると気分も上がります
ドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティなどのウッド系のゴルフクラブのヘッド部分はとても傷つきやすいので、通常はヘッドカバーで保護しています。これらのクラブは購入時に付属のヘッドカバーがついてきますが、これを自分のこだわりのモノに変えて楽しんだり、個性を主張する人も多くいます。
大好きなキャラクターのヘッドカバーにする人や、毛糸で手作りしたヘッドカバーなど、種類も様々。自分好みの個性的なヘッドカバーに交換すると、ラウンドに行くことが楽しくなること請け合いです。
また、アイアンはカバーを使用しないことも多いのですが、移動時や宅配便で送る際の輸送時の振動からクラブを保護するために、アイアン用のヘッドカバーも用意しておきましょう。アイアンをひとまとめにして入れるタイプのものから、アイアン1本1本のヘッドに装着するタイプまで、こちらもいろいろな種類があります。
自分らしいヘッドカバーを使うと、クラブへの愛着も高まります。
マイグリーンフォークでこまめにピッチマークを修復しましょう
ゴルフ場のグリーンはとてもデリケート。特にナイスショットをして高い位置からグリーンをとらえた時には、ボールが落ちただけでも、ピッチマークと言われる跡が残ってしまいます。これを修復するための道具がグリーンフォークです。
ピッチマークは、すぐに直せば直すほど、芝の修復が早まります。ナイスショットをしてピッチマークを作った時は、グリーン上についた跡をできるだけ早く直してあげましょう。
ピッチマークの修復方法をご紹介します。まず、ゴルフボール跡の一番盛り上がったところ(通常はグリーン奥側になります)の後方にフォークを斜めに刺します。刺すだけでも盛り上がりの部分はなくなりますが、それでも穴の凹みが大きければ穴の中心に向かって斜めに刺したフォークを垂直に立てるようにして、土を押してください。これをボール跡の左右からも行います。
凹んだ穴をすくい上げるようにフォークを使うと、芝の根が切れてしまって、枯れてしまうので注意しましょう。フォークで芝を直した後は、パターのソール部分でトントンと叩いて、平らにします。
小まめにピッチマークを直す所作を身に付けていると、マナーの良いゴルファーとして一目置かれるようになるでしょう。
オリジナルマーカーや小物入れなど、小さなグッズはプレゼントにも○!
グリーン上でボールのマークとして使用するマーカー。ゴルフ場にも無料のものが置いてありますが、できれば、すぐに自分のものとわかるオリジナリティのあるマーカーを用意してみましょう。
人気が高いのは、帽子のつばに付けるマグネットタイプで、つばの部分に挟み込むように台座を取りつけたら、磁石になっているマーカー部分がくっつく仕組みで、取り外しも簡単にできます。
いろいろなデザインがあるので、自分好みのものを選ぶと良いでしょう。また、マーカーやティーなどを入れておく小物入れや、先ほど紹介したグリーンフォークを入れるケースなど、あると便利な小さなグッズはいろいろあります。
値段的にも手頃なものが多いので、いつもお世話になっている先輩ゴルファーへのプレゼントやコンペの景品にもいいかもしれません。
雨の日ゴルフも便利グッズがあれば快適に
雨の日のゴルフに備えて、レインウェアや傘、全天候型グローブ、タオルなども用意しておきましょう。廉価な汎用のレインコートやビニール傘で済ませたいという人もいますが、ゴルフ用のアイテムはスイングやプレーでの利便性を考えて作られているので、値段は高くてもそれだけ必要な機能を備えています。
ゴルフ用のレインウェアは防水性・透湿性が高く、水の侵入を防ぎつつ内部は蒸れないように作られています。ずっと着続けていても快適にプレーできる性能になっているのです。
通常のゴルフ用の傘は大きめに作られています。中にはベンチレーション(通気)機能が、付いていて、強風が吹いてもあおられにくくなっているものもあります。基本的には晴雨兼用で、夏の強い日差しを防ぐUV仕様になっているものがほとんどです。
傘はほとんどのゴルフ場に用意されていますが、こだわって自分用のものを用意しておくと満足度も高くなるでしょう。
併せてカラビナやフックが付いたタオルを用意しておくと、傘の内側に引っ掛けて使え、ラウンド中に便利です。
いまや必需品! 距離測定器があれば距離感を養うのにも役立ちます
2019年のルール改正で、ラウンド時に距離測定器の利用が認められるようになり、最近では多くのゴルファーが使用するようになりました。「まだまだ距離を打ち分けられるレベルじゃないから、距離測定器は必要ない」と考えている初心者は多いようですが、正確な距離を知り、その距離を狙って打つことは、ゴルフが上達する上でとても重要なのです。
例えば、練習場でのアプローチ練習。目標の旗までどれくらいの距離かを把握し、どのくらいの強さで打てばいいか考え、打ったとします。その結果がどうだったか(ちょうど良かった、弱かった、強かったなど)という経験の蓄積により、距離感が磨かれていくのです。
もちろん、練習場にあるヤーデージ表示でもいいのですが、レーザータイプの距離測定器があれば、任意の場所までの距離を測って練習ができ、距離感を養えます。当然練習場だけでなく、実際のラウンドでも距離を測ってからそれを狙って打つことが、距離感の。
また、GPSタイプの距離測定器(ゴルフナビ)の場合は、見えないところにあるバンカーや池の位置がわかるので、そこを避けて狙っていく戦略が立てられるようになります。
GPSタイプのゴルフナビやレーザー距離計は、いまやゴルフプレーの必需品と言えます。スロープレーを防いでスムーズなラウンドに役立つだけでなく、ゴルフの上達にも欠かせないものなので、できるだけ早く手に入れることをオススメします。