ゴルフの打ちっぱなしにまだデビューできていない、というゴルフを始めたばかりの初心者の方、何か心配ごとはありませんか? 実は、打ちっぱなしデビュー前の方がなかなか足を運びにくく感じるのは、何が必要なのか、どんなものを持っていけばいいのか、という疑問があるためです。 周りに教えてくれる人がいればいいのですが、気軽に相談できる相手がいないと、ゴルフの練習すらスタートすることは難しいのです。 そこで、ゴルフ初心者が打ちっぱなしに行けるように、何を準備しなければいけないのか解説していきます。
目次
ゴルフ初心者が打ちっぱなしへ行く時の準備リスト!
ゴルフ初心者が打ちっぱなしに行く時に、準備するものをリスト化しました。
ここを見て忘れ物がないようにしてくださいね。
【必須の持ち物】
・ゴルフクラブ:レンタルできる練習場もあります
・ゴルフ用グローブ:手の保護や滑り止めにはあったほうがいい
・ゴルフボール:レンジでは不要だが、パッティングやアプローチ、バンカー練習で必要になることも
・お金:練習場へ行けば当然お金はかかります。ただしプリベイドカード方式やICカードにチャージする方式の場合、残額から利用料に充てることも可能。練習場の自動販売機でドリンク類を購入する場合にも必要
【あったほうが便利なもの】
・動画撮影できるスマホやカメラ:スイングの撮影は自分の実力や修正点をチェックするのに最適。上達を目指す方はぜひ持参しよう
・スマホスタンドや三脚など:備え付けのテーブルなどでは高さが足りなかったり、撮影に適した場所が確保できないこともあるため、あると便利
・タオル:夏の暑い季節には必需品。グリップが汗で濡れてしまった時にも便利
・ゴルフシューズ:普段履きなれているスニーカーでも問題はないが、実戦と同じ感覚で練習したい人は持っていこう
・帽子:スイングで髪が邪魔になる場合は持っていこう
打ちっぱなしの持ち物リスト、ぜひご活用ください。
さて、ここからはそれぞれのアイテムで、少し補足説明が必要なものについてお伝えしていきます。
初心者はどんなゴルフクラブを買えばいい?
ゴルフ初心者であるほど、どんなゴルフクラブを準備すればいいのかわからないものです。
ゴルフ初心者に向けて設計されたクラブもありますが、上達に伴って初心者に合ったクラブを卒業するタイミングも訪れます。
そのため、最初に準備するゴルフクラブは、ものすごく迷ってしまいがちです。
そこでまず、打ちっぱなしへ行くだけなら、練習場に備えてあるレンタルクラブを活用するか、7番アイアンを1本だけ中古ショップで調達することをおすすめしたいと思います。「メルカリ」などといったフリマアプリやオークションサイトを利用するのも手です。
実は、ゴルフの練習を始めてみたものの、あまりの打てなさにすぐに辞めてしまう人も少なくないのです。
そこで新品のゴルフクラブを購入してしまうと、それが無駄になってしまう可能性もあります。そこで、長くゴルフを続けられるかどうか確認できるまでは、レンタルや中古ショップなどを利用してみてください。
ゴルフシューズは必要ない?
ゴルフへ行く時にはゴルフシューズは必須ですが、打ちっぱなしでは必ずしも必要なものではありません。
ただ、実際のフィーリングを大切にしたい、という方はゴルフシューズがあったほうがよりラウンドに近い感覚でスイングができます。
ただし、練習場の打席が硬いゴムマットなどの場合は、ゴルフシューズだとスパイクが芝生のように沈み込まない分、足の裏が少し地面より浮いてしまいます。
そのような練習場では、ゴルフシューズより普通のスニーカーのほうがしっかりグリップするので、場所によって使い分けるといいでしょう。
打ちっぱなし練習場にグローブは置いてある?
ほとんどの打ちっぱなしでは、ゴルフ用のグローブが販売されています。そのためグローブが破れてしまったり、忘れてしまったりしても購入できるでしょう。
ただし、一般的なサイズしか在庫がない場合もありますので、予備のグローブは、キャディバッグの中に1つくらい入れておくようにするといいでしょう。
打ちっぱなし練習場のギモンを解決
打ちっぱなしへ行く時の準備品は理解できたでしょうか。
ここでは打ちっぱなしに行ったことがない初心者ゴルファーに向けて、よくある疑問をQ&Aで集めてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
打ちっぱなしって料金はどれくらい?
打ちっぱなしで練習をするためには当然お金がかかります。しかし値段ってどれくらいなんだろう? という疑問を持つ初心者も多いでしょう。
正直なところ、都心部と郊外では値段が大きく変わってくるケースも珍しくありません。
目安としては、以下のようになります。
●都心部の打ちっぱなし(ボール貸し)
平日:15~20円/球
休日:20~30円/球
●都心部の打ちっぱなし(時間打ち放題)
平日:1500~2000円/時間
休日:3000円前後/時間
●郊外の打ちっぱなし(ボール貸し)
平日:5~10円/球
休日:10~15円/球
●郊外の打ちっぱなし(時間打ち放題)
平日:1000~1500円/時間
休日:2000~3000円/時間
※あくまでも目安なので、この価格帯に当てはまらない打ちっぱなしもあります。
これくらいの値段になる打ちっぱなしが多いようです。
いずれの場合でも、その打ちっぱなしの会員になるとお得な割引制度がある場合もありますので、活用しましょう。
またボール貸しの場合、打席の階や、時間帯によっても値段に違いがでる場合もあります。
時間打ち放題では、「1時間」と決められているわけではなく、70分、90分、120分などと時間に差があることも珍しくありません。
そして忘れてはいけないのが打席料です。
ボールの料金だけでなく、打席を利用するための利用料で、0円のところもあれば500円前後かかるところもあります。
打席は1階と2階、どっちがいいの?
打ちっぱなしでは、場所によっては1階打席と2階打席(場所によっては3階打席も)がある施設もあります。そこで「1階と2階、どっちがいいんだろう?」と疑問に思ったことがある初心者ゴルファーは少なくないでしょう。
料金的には1階のほうが高い場所が多いことからもわかるように、一般的には1階のほうが人気があります。
その理由は、1階のほうが打席と地面の高さが近くなるため、練習で正確な飛距離が確認しやすくなるからと言えます。
特にアプローチの距離感や、アイアンショットでの距離の打ち分けを身に付けるには、1階打席のほうが感覚をつかみやすいでしょう。
では2階はダメなのかと言えばそうではありません。
2階からは、下に向かって打っていく、いわゆる打ち下ろしになりますが、それを意識して目線を水平に保ちながら練習をすれば、2階の弊害はほとんどないと言ってもいいでしょう。
逆に、練習場全体が少し下から上に向かって打っていくような打ちっぱなしの場合、1階だと無意識のうちにボールを上げるように打ってしまい、知らない間に右肩が下がった悪いクセのあるスイングが身に付いてしまうこともあります。
以上のような理由から、ここでは初心者の方には2階打席をおすすめします。
初めて行く打ちっぱなしだとシステムがよくわからない!
初めて訪れる打ちっぱなしだと、料金や打席のシステムがよくわからない場合も少なくありません。
これはゴルフ初心者に限った話ではなく、ベテランゴルファーでも同じです。
「初めて来たのでよくわからないのですが……」と、受付でシステムの説明を受けるようにしましょう。
準備万端! いざ打ちっぱなしへ行こう!
打ちっぱなしへ行く時の持ち物や注意事項についてお伝えしました。
特別たくさんのものが必要になるわけではありませんし、忘れても現地で購入したりレンタルできたりする場合も多いので、気軽に打ちっぱなしへ通ってみてください。
打ちっぱなしへ行って、ゴルフのスイングやボールを上手に打つコツを身に付けて、ゴルフの上達を目指しましょう!
- #準備
- #クラブ
- #ゴルフクラブ
- #持ち物
- #中古
- #選び方
- #費用