カタチから入りたい女子たちは、ゴルフクラブよりも前にウェアから揃えるという話を聞いたことがあります。それだけ、ラウンド時にどんなファッションをするかは、女性たちにとって大切なことなのです。そんなオシャレ女子たちにオススメしたい、人気ゴルフウェアブランドを紹介します。
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「もっと気楽にもっと楽しくゴルフをしよう」がコンセプトのパーリーゲイツ
1989年、アパレルブランドのメンズ事業部のスタッフがゴルフを始めることになりましたが、自分たちが着たいと思えるゴルフウェアがない……。「だったら自分たちで作ってしまおう!」という想いから誕生したブランドが「パーリーゲイツ」です。
その後、「もっと気軽にもっと楽しくゴルフをしよう」というコンセプトのもと、年齢や性別など、あらゆる枠組みを超えたお洒落なゴルフウェアを提案し続けています。上田桃子プロをはじめ、原英莉花プロやや木戸愛プロがキュートな着こなしを見せてくれていることから、女性ファンもとても多く、ゴルファーの憧れ的なウェアブランドにまで成長しました。
お馴染みのウサギのキャラクター、フライングラビットは、PGAツアーの数少ない出場枠のためにマンデートーナメントに参戦し、勝利を収めて出場権を獲得するような選手たちを「ラビット」と呼んだことに由来します。「ラビット」プレーヤーのように「希望に向かって飛躍する」、そんな願いが込められているのです。
女子プロたちの着こなしを真似たくなるルコックゴルフ
正式名称はルコックスポルティフ ゴルフ。元々は、スポーツウェアブランドとして、1882年にフランスで誕生。1995年から、ゴルフカテゴリーの展開を開始しています。
フランス国旗のトリコロールカラーをモチーフにしたアイテムを揃え、機能性素材を使用して、ゴルフウェアとしての機能を高めつつ、ファッション性も満足させるアイテムを取り揃えています。スイング時の身体の動きも考慮されたデザインは、サイズ展開も豊富で、LLのような大きいサイズも揃えています。
小祝さくらプロや鈴木愛プロ、安田祐香プロなどが契約しています。彼女たちの着こなしを真似てみては?
大人ゴルファーの人気も集めそうな、新生キャロウェイアパレル
「明らかに優れていて、その違いを楽しむことができる」というコンセプトの元、クラブ作りを展開するキャロウェイゴルフ。同様の考え方で、人生というゲームを楽しくする服作りをしているのがキャロウェイアパレルです。河本結プロや西村優菜プロらが着用し、素敵な着こなしを見せてくれています。
2021年春から「CALLAWAY(キャロウェイ)」と「CALLAWAY RED LABEL(キャロウェイ レッドレーベル)」の2つのレーベルに分かれました。新たに誕生したレッドレーベルは、さりげなく漂う品の良さ、クオリティにこだわった上質素材のウェアを提案しています。大人ゴルファーを満足させてくれるアイテムが揃いそうです。
新しく生まれ変わるキャロウェイアパレルに期待が膨らみますね。
3本ラインでおなじみ、スポーティに着こなせるアディダスゴルフ
3本線のアイコンでお馴染みのドイツに本社を置くスポーツ用品メーカー、アディダスのゴルフウェア。スポーツウェアから派生しているだけに、機能性の高い素材を各アイテムに取り入れているのが特徴的です。
夏は吸汗速乾、UVカットなど、必要不可欠な機能素材を用いたラインアップを、冬は防寒対策のためのアイテムを多く取り揃えています。シンプルなデザインでコーディネートもしやすく、小物類も豊富に揃っていて、価格も抑えめなので、トータルコーディネートを楽しむ人も少なくありません。
アパレルはもちろん、シューズの人気が高く、多くのプロゴルファーがアディダスのゴルフシューズを着用しています。
近年は、日常とゴルフシーンをクロスする「アディクロス」というラインも販売しており、着心地が良く、日常生活からラウンドまでの様々なシーンで楽しめるウェアとして、人気になっています。
あらゆるレベルのプレーヤーに対応できる伝統的ウェアを揃えたナイキゴルフ
スウォッシュのアイコンで、スポーツブランドとしての人気も高いナイキゴルフ。ナイキといえば、タイガー・ウッズ選手が着用していることでも知られています。
ゴルフコースでの快適さと通気性を追求したデザインが特徴で、ジャケット、パンツ、ショートパンツなどの伝統的なゴルフウェアを数多くラインアップしています。スポーツウェアブランドらしく、機能性素材を多用したウェアが多く、心地よく着こなせます。
また、ゴルフシューズのラインアップも人気で、履き心地の良さと性能にほれた多くのプロたちに選ばれています。
ドイツの老舗総合スポーツブランド、プーマ
プーマは、1948年に靴職人の息子ルドルフ・ダスラーによって創業された、世界的に有名な総合スポーツブランドです。ちなみに、アディダスの創業者、アドルフ(アディ)・ダスラーは、ルドルフの弟にあたります。
サッカー界での名声は、説明するまでもないくらい有名ですが、今では当たり前となったスポーツブランドとファッションデザイナーとのコラボをいち早く取り入れたのもプーマと言えます。その影響力はサッカーのフィールドを飛び越えてストリートにまで及び、一部のファッション感度の高い人達からもおしゃれなブランドとして注目されています。
そのファッション性は、フェアウェイ上でももちろん発揮されています。アメリカでは、リッキー・ファウラー、レキシー・トンプソンといった人気選手が着用し、そのセンスの良さを見せつけています。
アメリカンカジュアルウェアの定番、チャンピオン
1919年にニューヨークでフェインブルーム兄弟が始めたニット製品の卸販売がチャンピオンの起源。
その後、誰もが一度は袖を通したことがあるだろう「C」マークのワンポイントが付いたトレーナーやパーカーで有名になり、同社のそれらの商品は「キング・オブ・スウェットシャツ」とも呼ばれています。
スポーツ界においては、1989年にNBA(全米プロバスケットボールリーグ)の公式サプライヤーとなり、そこから徐々に他競技のスポーツウェアも取り扱うようになっていきます。
ゴルフウェアには2017年より参入。シャツやトレーナーで定評のある着心地はそのままに、チャンピオンらしいシンプルなデザインですでに多くのファンを獲得しています。
日本では、“黄金世代”の中心選手の1人である勝みなみ選手が、チャンピオンブランドのウェアに身を包んでツアーを戦っています。
グローバルアスレチックブランドを目指す、ニューバランス
1906年にアーチサポートインソールの製造メーカーとして始まったニューバランス。その後シューズ製造に進出し、1960年代には、世界で初めて足囲(ウィズ)でもサイズ選択が可能な「ウィズサイジング」を採用、現在でも同社のシューズ選びの基本となっています。
1980年代以降は、そのシューズとしての機能性もさることながら、ファッションアイテムとしても定着し、現在でもその人気は衰えていません。
そんなニューバランスがゴルフ界に進出したのが、2017年。機能性とファッション性を両立した同社のシューズ同様、そのデザインポリシーは、ゴルフシューズにもゴルフウェアにも引き継がれています。
日本では、有村智恵選手や稲見萌寧選手が、そのデザイン性と機能性を自らツアーで証明しています。
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