
夏になると夜明けが早くなって、地域にもよりますが午前5時頃にはすでに明るくなっています。その夏ならではの早朝の時間帯にスタートするゴルフのプレー方式がアーリーバードです。
夏のゴルフにはこのアーリーバードがとってもオススメです。そこでここではアーリーバードのメリットについて解説していきます。
目次
アーリーバードとは?

【Early bird】。直訳すると「早い鳥」になりますが、このアーリーバードには「早起きする人」という意味があります。
ゴルフでは早朝プレーのことをアーリーバードと呼び、午前4時から5時台にスタートしてプレーすることを指します。
アーリーバードが設定されているゴルフ場のプランでは、4時30分頃という非常に早い時間に1組目がスタートしていきます。
アーリーバードが夏ゴルフにオススメな理由

早朝にスタートするアーリーバードですが、このアーリーバードが夏ゴルフにオススメである理由を見ていきましょう。
プレー終了時間が早いので1日の時間を有効に使える

スタート時間が早いということは、終了時間もおのずと早くなります。しかもアーリーバードではスループレーが主流なので、お昼のランチタイムはプレー後となるケースがほとんどです。
ハーフラウンドを2時間15分で計算しても、18ホールで4時間30分。5時にスタートすれば9時30分にはホールアウトできる計算です。
ちょっと体力が必要ですが、ゴルフを18ホール楽しんだ後に午後からスケジュールを空けられますので、1日の時間を有意義に使えます。
安い料金でプレーできる

ゴルフ場によっては、アーリーバードプランを安いお得な料金で楽しめるところもあります。午後からのスケジュールを空けられるうえに安い値段で楽しめるなんて、うれしいメリットですよね。
涼しい時間帯にプレーできる

夏のゴルフでは熱中症対策が必須です。しかしアーリーバードなら、一番暑い時間帯となるお昼の1時~3時頃にはすでにホールアウトしています。
夏の一番暑く、過酷な時間を回避してゴルフがプレーできるのはアーリーバードの大きなメリットです。もちろんアーリーバードとは言え、熱中症には十分気を配る必要はありますが、そのリスクを大きく軽減できます。
アーリーバードの注意点

アーリーバードのメリットは、安い、涼しい、時間が空けられると良いことばかりに思えますが、ちょっと注意したいポイントもあるので紹介します。
朝露や手入れの前でグリーンが重い場合も

アーリーバードでは早朝の時間にスタートします。そのため朝露で濡れていたり、手入れ前だったりしてグリーンが重い場合も少なくありません。
そのためホールごとに芝の状態や朝露の付き具合を観察して、変化していくグリーンの状況に対応する必要があります。
クラブハウスやロッカーなどの施設が使えるかどうか確認が必要

予約するプランによっては、クラブハウスが空いていないためにロッカーが使用できない場合があります。特別営業日などの理由によりシャワーや浴場なども使用できない、など施設の利用に制限がある場合もあります。
ロッカーが使えない場合は、プレーする服装のままゴルフ場へ行く必要があります。
キャディバッグもセルフ?

通常の営業時間ならクラブハウスも開いており、スタッフが玄関前でキャディバッグを預かってくれるコースが普通です。
しかしアーリーバードでは、クラブハウスが空いておらず、キャディバッグを預かってもらえないケースも。そういった場合、マスター室前までキャディバッグを自分で運ばなければいけません。
アーリーバードはスループレーが主流

アーリーバードの場合、スループレーが主流となっています。そのため、ハーフラウンド終了時に、飲み物の補充や着替えなどができないことがあります。
飲み物や小腹が空いた時に食べるものなどをしっかり準備しておきましょう。
アーリーバードで夏ゴルフを安く快適に楽しもう

アーリーバードは、早朝からゴルフを楽しめるだけでなく、たくさんのメリットがあります。安く快適なアーリーバードをぜひ夏ゴルフで体験してみてください。
1日の時間を有効に使えるアーリーバードで、充実した1日を過ごしましょう。