
夏のゴルフでは暑さ以外にも対策すべきポイントがあります。それは日射し。
夏は気温が高く日射しが強いため、熱中症対策や日焼け対策を講じている人は多いでしょう。しかし太陽が目に与える影響も無視できません。
そこで今回は夏のゴルフでサングラスをすべき理由と正しい選び方、またサングラスの効果などを紹介していきます。
目次
夏の日射しは目に有害!サングラスで目を守ろう

太陽光に含まれて人体にとって有害なものと言えば、ご存じ紫外線。この紫外線は、日焼けの原因として多くのゴルファーに認知されているでしょう。
しかしこの紫外線は皮膚だけではなく目にも有害なのです。
特に夏の日射しは強く紫外線量も多いため、目を守るためにもゴルフ中のサングラス着用は必須と言えます。
ゴルフのプレー中にサングラスをするメリットとは?

ゴルフのプレー中にサングラスをするメリットを見てみましょう。サングラスをすれば、夏のゴルフがより快適に、安全に楽しめるようになります。
目から入る紫外線による日焼けを防ぐ

紫外線は肌を日焼けさせるだけではなく、目から入った紫外線も日焼けを起こすと言われています。
これは体が紫外線に対する防御反応を示すことが原因で、皮膚に日焼けの原因となるメラニン色素を作る仕組みとなっています。
せっかく日焼け止めや長袖などで日射しをカットしても、サングラスを着用しないだけで日焼けしてしまう可能性もあるのです。
グリーンが見やすくなる

サングラスには余分な光を抑える効果があります。
余分な光をサングラスでカットすれば、グリーン面のうねりや傾斜が見やすくなって、ラインや芝目を正確に把握しやすくなる効果が期待できます。
まぶしさの軽減によりプレーに集中できる

サングラスを着用する上で最も大きな効果が、まぶしさを軽減してくれること。ゴルフは太陽の位置が低い早朝や夕方にもプレーをします。
逆光となればそのまぶしさはかなりのもので、ゴルフのプレーに集中できないケースも出てくるでしょう。
サングラスを着用するだけで、まぶしさを抑え、プレーに集中しやすい環境を自分で作ることができます。
打球事故への対策に

ゴルフ場でプレーをしている以上、誰にでも打球事故の被害者となる可能性があります。もし打球事故に遭って、それが目だったら……と考えると怖いですよね。
もちろんサングラスをしていても打球が直撃すれば無傷というわけにはいきませんが、そのダメージを最小限に抑えられる可能性は高まります。
サングラスを選ぶ時に注意したいポイント

ゴルフのプレー中にサングラスを着用することには、メリットがたくさんあることをお伝えしてきました。しかしサングラスの選び方を間違えるとちょっと困ったことになる場合もあります。
サングラスを選ぶ時に注意したいポイントを見ていきましょう。
UVカット機能がついたレンズを選ぼう

サングラスをするとレンズが光をカットしてくれるのですが、ただ目の前が暗くなればいいわけではありません。
大事なのは、レンズが紫外線を遮ってくれること。つまり、レンズに「UVカット機能」が付いたものを選ぶことが重要です。
まぶしさを抑えるために光をカットすると、目の瞳孔は開きます。UVカットの機能がついていないと、目の瞳孔が開いたままで紫外線が直接目に入ってきてしまい、かえって目を痛めてしまうことになりかねません。
顔のカーブにフィットするスポーツタイプを選ぼう

ゴルフのプレーで選ぶサングラスは、顔のカーブにぴったりとフィットするスポーツタイプのサングラスがおすすめです。
ゴルフのラウンド中は太陽光を遮るものが非常に少ないため、太陽の下でプレーをする時間が必然的に長くなります。
通常のメガネタイプのサングラスだと、レンズの脇から太陽光が目に入ってしまう可能性が高くなります。
しかしスポーツタイプならば顔にフィットする形状になっているため、サングラスの脇から目に入る光を最小限に抑えてくれます。
また、頭にフィットしているため、スイングするたびにサングラスがずれたり、落ちたりなんていう事態も避けられます。
メガネの方はオーバーグラスやクリップ型を選ぼう

近視などの理由でメガネを着用しているゴルファーもいるでしょう。そのような方は、メガネの上からかけられるオーバグラスと呼ばれるものや、メガネに直接取り付けるクリップ型のサングラスを選びましょう。
ただしクリップ式はメガネの脇から入る光をカットしきれないため、キャップなどを併用して直接光が顔に当たらないよう配慮が必要です。
さらに、スイング時の眼鏡のずれを防ぐために、バンドなどで固定するとよりいいでしょう。
夏のゴルフではサングラス着用がマスト! 正しい選び方と効果を知ろう

最近では、多くのプロゴルファーがサングラスを着用しているように、日射しが強くなる夏のゴルフでは、目を守るためにもサングラスの着用を強く推奨します。正しい選び方と効果を知って、効果的にサングラスを着用するようにしましょう。