ゴルフ場でのランチがゴルフに行く楽しみの1つ、という人も多いと思います。たくさんあるメニューからコレと決めるのは、楽しくもあり、悩ましくもありますね。
せっかくなら、後半のハーフのために疲労回復や熱中症予防に効くメニューを選びませんか? 夏ゴルフに選びたいランチメニューをご紹介します。
目次
夏ゴルフのお昼は疲労回復と熱中症予防を考えて
夏ゴルフの昼食は、疲労回復と熱中症予防を考えて選びましょう。
ゴルフだけでなく日常の生活においても、夏は大きな疲労を感じるものです。
人間は暑くなると汗をかいて熱を体の外に逃がすことで体温調整を行いますが、常に暑い中にいるとそれをコントロールする自律神経が常に稼働している状態となって疲労が溜まることが、その理由と言われています。
さらに、夏ゴルフは強い日差しの中で行うため熱中症のリスクが高まります。
後半、さらにパフォーマンスを上げていくことを意識したランチメニューを選びましょう。
疲労回復に効果的な栄養素
疲労回復に効果的とされる代表的な栄養素は以下になります。
・ビタミンB1
・クエン酸
・イミダゾールペプチド
ビタミンB1は豚肉やうなぎ、クエン酸は梅干しやレモン、イミダゾールペプチドは鶏むね肉やカツオに多く含まれます。
もちろんこれだけを食べるのではなくて、全体のバランスを考えた上でメニューを決定すると良いでしょう。
疲労回復に効く夏ゴルフランチメニュー
疲労回復に効果的な栄養素を含んだ夏ゴルフランチメニューの例として、以下がおすすめです。
・豚肉の生姜焼き定食
・はちみつレモンソーダ
・カツオのたたき定食
豚肉の生姜焼き定食は、糖質・タンパク質・脂質がバランス良く摂れるメニューです。
生姜焼きの甘辛いタレでキャベツなどの野菜も良く摂取できるでしょう。
クエン酸を含む食べ物はそのまま食べると酸っぱいため、レモンを甘いはちみつと合わせて炭酸で割ったはちみつレモンソーダがおすすめです。
イミダゾールペプチドを多く含むカツオは、たたきにして玉ねぎやニンニクと一緒に食べることで、栄養の吸収が促されます。
熱中症予防に効果的な栄養素
熱中症も栄養素の摂取で予防が期待されます。
・糖質
・ビタミンB1
・カリウム
糖質はご飯やパン、うどんなどの主食やイモ類などに多く含まれます。
ビタミンB1は疲労回復と合わせて熱中症予防にも効くオールマイティーな栄養素です。
汗をかくことでカリウムも失われますので、野菜や海藻、果物からしっかりと摂取して、細胞の脱水症状や内臓機能の低下を防ぎましょう。
熱中症予防に効く夏ゴルフランチメニュー
熱中症を予防するためにゴルフ場で選びたいランチメニューの例をご紹介します。
・ネバネバうどん
・ポークカレーライス
・ズッキーニとナスのトマトパスタ
低糖質ダイエットなどで糖質を控える人が増えていますが、熱中症予防のためにエネルギー源である糖質はしっかりと摂取しましょう。
冷たいうどんの上に海藻や納豆、オクラなどを乗せて混ぜて食べるネバネバうどんは、夏場でもツルッと食べられる人気メニューです。
スパイスを用いて発汗を促進する豚肉入りのカレーライスは、夏場でも食欲を刺激します。
カリウムをたっぷり含んだ夏野菜の代表、ズッキーニはナスとの相性が抜群。
美容や健康に効果的なリコピンを含むトマトソースと合わせてパスタでいただきましょう。
ビールの飲み過ぎはNG!
暑いとさらにおいしくなるビールですが、飲み過ぎには要注意です。
ビールは水分補給にならないどころか、脱水症状を進ませる原因になってしまうのです。
アルコールは利尿作用を上げるため、飲んだ以上に尿として水分が出ていってしまいます。
さらに体内に入ったアルコールを分解するのに水分が必要になりますので、飲んだアルコール以上の水分を摂取しなければ、水分はアルコールの分解に奪われてしまい、体は脱水症状に陥るのです。
このように、ゴルフ場の昼休憩中にビールを大量に飲んでしまうと、体内の水分バランスが崩れる原因となります。
自分の体質や体調に合わせて、「1杯を同量の水とともにゆっくり飲む」といったルールを決めて飲むことで脱水症状を未然に防ぐことができるでしょう。
効果的なお昼を摂って後半への活力を養おう
食事は疲れた体に栄養を与えることができる大切な機会のため、選ぶメニューは良く考えて決めましょう。
例えば疲労回復にも熱中症予防にも効果があるビタミンB1がどの食材に含まれているかを知るだけで、メニュー選びの参考になります。
効果的な食材を使ったメニューを選び、後半もさらに元気にプレーしちゃいましょう。