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コースデビューの疑問!ラウンドの日、ゴルフ場到着時間は何分前?

2021/05/25

コースデビューの疑問!ラウンドの日、ゴルフ場到着時間は何分前?
iStock.com/TAGSTOCK1

いよいよゴルフのコースデビューが決まったそこのあなた! おめでとうございます。この日のために練習をして、ゴルフの道具やウェアを買い揃えてきた、という方もいるでしょう。

これで準備万端! といきたいところですが、ゴルフへ一緒に行く仲間から伝えられた時間は「スタート時間のみ」なんてケースもありますよね。

ゴルフのラウンドへ行く時に、ゴルフ場へはいつ頃に到着していればいいんでしょうか。よくあるコースデビューの時間にまつわる失敗談も、あわせて紹介したいと思います。

ゴルフ場到着は最低でもスタート時間の45分前

iStock.com/Wako Megumi
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ゴルフ場へ到着する時間は、最低でもスタート時間の45分前、できれば1時間くらい前が望ましいです。

これは受付や着替え、アプローチ練習、パッティング練習などを済ませていると最低でも30分程度はかかってしまうためです。

ラウンド前の練習はする人としない人がいますが、パッティングやアプローチ練習を軽く行うだけでもすぐに時間が来てしまいます。

スタート前にあわてないためにも、余裕を持ってゴルフ場へ到着しておくようにしましょう。

時間をスタート時間から逆算しよう

iStock.com/lindarocks
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コースデビューでは、ある程度時間に余裕を持ってゴルフ場に到着していたほうが精神的にも楽です。

そこで、ゴルフ場への到着時間は、スタート時間からやらなければいけないことなどを逆算して考えるといいでしょう。

スタート時間10分前にはカートへ集合

iStock.com/shapecharge
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ゴルフのスタート時間は、キッチリその時間にスタートするとは限りません。ある程度進行が早く、順調に進んでいる場合では、早めにスタートができるケースもあります。

そんな時にも対応できるように、スタート時間の10分前にはカートへ集合しておきましょう。

パッティング練習を10分間

iStock.com/sinicak
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練習をあまりしないという人でも、ラウンド直前のパッティング練習はほとんどのゴルファーが行っています。

その日のグリーンの速さやタッチの感触などをつかむためで、かける時間もさまざま。10分前後軽くパッティング練習をしてからラウンドへ向かう方が多いようです。

アプローチやバンカー、打球練習を15分

iStock.com/Tinpixels
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ラウンド前の練習はパッティングだけではありません。

ほかにもアプローチ練習やバンカー練習、ドライビングレンジでの打球練習を行う人も少なくありません。軽く練習する人でも、これらの練習を行うには15分程度の時間を見ておく必要があります。

練習前のストレッチやウォーミングアップに時間をかけるなら、30分は見積もっておいてもいいでしょう。

ゴルフ場によってはドライビングレンジが離れた場所にあるところもあり、その場合は移動時間も考慮に入れます。

受付と着替えに10分

iStock.com/tamayalper
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ゴルフ場へ訪れた時には、まず受付をしなければいけません。受付でロッカーキーを受け取ったら、ロッカールームへ行き、着替えなどラウンドの準備を行います。

ここでの受付と準備にも意外と時間がかかるので、10分程度を見ておきましょう。

時間を合計すると45分! じっくり練習したい人は時間に余裕を



このようにスタート時間から逆算して考えてみると、スタート時間の45分前には受付ができる状態にしておく必要がありそうです。

練習を一切しない人や、入念に練習をしてからラウンドに向かう人など様々ですが、そんな時はどれくらいの時間をかけるのか、チェックして到着時間を調整しましょう。

比較的多めに練習をする人なら1時間以上前に、一切練習しない人でも30分前にはゴルフ場に到着しておくようにしましょう。

ゴルフ場に到着した後の時間の流れを見てみよう

iStock.com/takasuu
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それでは実際にゴルフ場に到着した後、どんな流れでスタートしていくのか例を見てみましょう。

スタート時間は9時00分と仮定します。

8時15分 ゴルフ場到着
8時20分 受付、着替え
8時30分 準備運動、パッティング練習
8時50分 練習終了してカートへ戻る、スタートティーへ
9時00分 スタート

スタート時間45分前に到着すると、このような時間の流れになるのが一般的です。

さらにドライビングレンジで打球練習やアプローチ、バンカー練習をする場合、スタート1時間前にはゴルフ場に到着できると十分に練習してからラウンドへ臨めます。

ゴルフ場のスタート時間は絶対なの?

iStock.com/Talaj
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ゴルフ場を予約すると必ずスタート時間が伝えられます。7時30分スタート、7時37分スタート……など、6分~8分程度の間隔で、順次スタートをしていきます。

このスタート時間は指定の時間にぴったり出なければいけないのでしょうか。

その答えは、遅れるのはNGで、早くなる分にはOKです。

スタート時間をわざと遅らせてしまうと、後続の組がどんどん渋滞を起こしてしまい、プレー時間の遅延につながってしまいます。そのためスタート時間については遅れないように必ず守りましょう。

またスタート時間は、進行状況によって早くスタートができることもあります。そんな時はわざわざスタート時間まで待つ必要はありません。

スタート時間の10分前にはカートのところへ行って準備しておくのは、このように早くスタートできるケースがあるためです。

ただし、いくら早くスタートしたいからと言って、前の組がまだ2打目地点にいるのにティーショットを打つのはやめましょう。打ち込みは、打球事故の原因となります。

「聞いてないよ!?」初心者が失敗しがちなゴルフ場の時間

iStock.com/Nomadsoul1
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ゴルフの経験者であれば当たり前ですが、コースデビューを控えた初心者にとってはゴルフ場の常識、というものがまずわかりません。

そこで思わず「聞いてないよ!?」と言いたくなるような、ゴルフ初心者の時間にまつわる失敗を紹介したいと思います。

スタート時間5分前にゴルフ場に到着する

iStock.com/gerenme
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ゴルフ初心者のコースデビューにありがちなのが、スタート時間ギリギリにゴルフ場へ到着するケースです。

受付も着替えもそこそこに、あわただしくスタートに向かわなければいけません。あくまでスタートする時間なので、準備を終えてゆったりとスタートできるように余裕を持ってゴルフ場に到着しておきましょう。

打球練習しようとしたらレンジがものすごく遠い

iStock.com/jacoblund
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時間に余裕を見てゴルフ場に到着したのに、場所によってはドライビングレンジがものすごく遠くて結局練習ができなかった、というケースもあります。

パッティング用の練習グリーンはスタートホール付近に設置してあることがほとんどですが、打球練習を行うドライビングレンジが離れた場所にあることは珍しくありません。

徒歩で5分くらいかかる場所もありますので、打球練習をしたい場合はどれくらい離れているのかをきちんと確認して到着時間を調整しましょう。

スタート時間ぴったりにカートに行って怒られた

iStock.com/IPGGutenbergUKLtd
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指定のスタート時間までみっちり練習をして、スタート時間ぴったりにカートに行ったらゴルフ場スタッフや同伴の仲間から怒られてしまう場合もあります。

必ずスタート時間の10分前にはカートに戻っていつでもスタートできるように準備しておきましょう。

早く到着し過ぎて仲間が誰も来ていない

iStock.com/Dmytro Aksonov
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コースデビューの初心者に“あるある”なのが、早く到着し過ぎてしまうパターンです。早く到着して悪いことは何もありませんが、何せ初心者なので到着後は何をやればいいのかわかりません。

仲間も来ていませんから、聞くに聞けずに右往左往してしまいがちです。

基本的には、どのゴルフ場でもキャディバッグを預けて受付をしたら、ロッカールームへ移動して着替え、外に出て練習、スタート……という流れになっています。

初めて行くゴルフ場ではロッカールームやカートの場所がわかりにくいところもありますので、わからない時は近くにいるゴルフ場スタッフに確認しましょう。

練習に行きたいのに預けたキャディバッグがない!?

iStock.com/Santje09
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ゴルフ場へ到着すると、まずキャディバッグを預けます。そのキャディバッグは、スタッフの手でマスター室前のキャディバッグ置き場へ運ばれます。

そこから練習したいクラブを取り出してラウンド前の練習をするわけですが、キャディバッグが見つからずに練習に行けない、というケースもあります。

通常は、ア行、カ行……という感じで名字の頭文字ごとにキャディバッグを置く場所が決められていますが、すぐにカートに積み込まれて、どこに行ったかわからなくなる場合もあります。

そんな時はスタートするコース(アウトかインかなど)とスタート時間を近くのスタッフに告げて、「練習に行きたいのですが、キャディバッグはどこですか?」と尋ねてみましょう。

時間に余裕を持ってコースデビューをしよう

iStock.com/zorandimzr
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コースデビュー時を含め、ラウンド経験がまだ少ないと、どんな時間の流れでスタートしていくのか、全体像がつかめずいろいろと不安があるものです。

この記事を参考にして、時間に余裕を持ってコースデビューに臨んでください!

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